お子さんの成績を上げるために、どんな勉強法をさせるべきか、どのように声をかければいいのかって悩みますよね。
そこで今回は、「学年順位が89位⇒35位になった実例」を紹介しつつ、子どもの成績を上げるために親がすべきことをお伝えしましょう。
同じようにすれば、子どもの成績を短期間で大幅UPさせることができます。親子関係も改善できるため、ストレスや不安もなくなるはずです。
成功事例:山口さんの場合
はじめに、山口さんの事例をご紹介します。山口さんのお子さんは、もともと学年順位が89位(合計点367点)でした。
お母さまは熱心に勉強のサポートをしていましたが、結果的に嫌がられ、お子さんは自分の部屋に鍵をかけるような状況だったそうです。
そんな時に、私が行っている成績を上げるためのオンラインプログラムに参加してくださいました。
プログラムを参考に適切なサポート方法に切り替えたところ、わずか数ヶ月で順位は35位(合計点410点)までUPしたのです。
さらに親子関係も改善され、子どもから頼み事をしてくるほど関係が良くなりました。では、山口さんはどのようなサポートを行ったのでしょうか。
成績アップのために実践した3つのこと
山口さんが実践したことは、主に3つあります。1つ目は、主役サポートをやめたことです。
「子どもに頼まれていないのに計画表を作る」「勝手に参考書を買ってくる」「指示を出す」など、親が主導権を握ってコントロールすることをやめました。
2つ目は、子どもがしたい話をたくさん聞いたことです。勉強の話をしたい気持ちをグッと抑え、代わりに子どもが好きなゲームの話をするよう意識されました。
3つ目は、脇役サポートに切り替えたことです。子どもがやりたいように勉強させ、頼まれたときだけ手伝うようにしました。
この3つのサポートをしたことで、短期間で点数も順位も大幅に上がり、親子関係も改善されたのです。
なぜこの方法が効果的なのか
では、なぜ3つの方法で成績が上がったのでしょうか。答えは「思春期は、自立したい時期」だからです。
もともと行っていた「主役サポート」は、親が主導して成績を上げるやり形になります。
これだと子どもが自立したいという気持ちとぶつかるため、上手くいきません。
一方、「脇役サポート」は子どもの自立心を尊重します。その結果、子どもとぶつかることなくやる気を維持させることができるのです。
もちろん、最初は子どもが間違った勉強法をやって成績が上がらないこともあるでしょう。しかし、その失敗体験が大切な学びになります。
親子関係が良好になると、子どもが本当に困った時に自分から「頑張ったのに成績上がらなかった。どうしたらいい?」と相談してくるようになります。
このタイミングで親からアドバイスをすれば、子どもはしっかり聞く耳を持ってくれるでしょう。
もし今、お子さんの成績が上がっていなかったら、一度「脇役サポート」ではなく、「主役サポート」になっていないかをチェックしてみてください。
道山流学習法勉強会オンライン2025
最後にお知らせです。5月25日(日曜)の13時から、zoomアプリを使って「道山流学習法勉強会オンライン2025」を行います。
私がこれまでに、3万組以上の親子をサポートし、成績を上げてきた「超効率勉強法」を3時間でマスターしていただくものです。
お子さんが参加さえしてくだされば、次のテストで過去最高得点を取ることも夢ではありません(実際に、取った方もたくさんいます)。
そこまでいかなくても、5教科合計30点UPくらいなら、かなりの確率で達成できると思います。その結果、高校受験の合格率も上がるはずです。
塾に入っていてもいなくても、成績を上げることができます。今後お子さんが非効率的な勉強をしている姿を見て、イライラしなくて済むはずです。
興味があれば、詳細をチェックしていただければ幸いです。
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明日ですが、「プレッシャーに弱い子どもへの声のかけ方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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