思春期になると、親子の会話ってどうしても減ってしまいます。親としては、寂しい気持ちになりますよね。
そこで本日は、子ども自ら学校や友達の話をしてくれるようになった佐藤さんの成果報告を交えながら、子どもから好かれる話し方3つのコツをお伝えします。
同じようにやっていただければ、家族の会話が増え、親子関係が良好になります。その結果、学校や勉強を頑張ることもできるようになるはずです。
目次
毎日の親子喧嘩が改善し、子どもが自ら話しかけてくれるように変化
佐藤さんはもともと、中学に入って成績が下がった子どもに勉強の口出しをたくさんしてました。
その結果、反発されて言い争いが多くなり、親子関係は悪化していたそうです。
しかし、今では子どもから色々な話をしてくれるようになり、親子関係が改善しました。
勉強も頑張れるようになり、志望校を決めて自ら勉強できるようになっているそうです。
なぜ佐藤さんは、親子関係を改善できたのでしょうか。次の3つの子育て法&声かけ法を意識されたからです。
子供から親に話しかけてくれるようになる子育て法&声かけ法
1つ目は「勉強について口うるさく言うのをやめた」ことです。子どもの成績が下がると、心配な気持ちからついつい口出ししたくなると思います。
しかし、これでは逆効果です。思春期の子は、言われるとやりたくなくなる生き物だからです。
2つ目は「子どもの話を聞くように努めた」ことです。佐藤さんは、あいづちや共感しながら子どもの話の聞き役に徹しました。
3つ目は「親子関係が良くなる声かけをした」ことです。「勉強しなさい」ではなく「大丈夫?」「困ったことがあったら言ってね」と、子どもを応援する言葉に変えました。
無理やり勉強させるのではなく、親子で一緒に頑張ろうという姿勢が、子どもの勉強のやる気に火をつけたのです。
なぜ会話が増え、関係が改善できるのか?
ではなぜ、話し方や聞き方を変えたことで、会話が増えて親子関係が改善されるのでしょうか?
それは、親が嫌がることを言わないようにしたことで、子どもは親のことを避ける必要がなくなったからです。
たとえば、親と会うたびに「勉強しなさい」と言われたら、子どもはどう感じるでしょうか?「会話をするたびに嫌なことを言われるなら、会話をしたくない」と思いますよね。
その結果、親子の会話が減ってしまうのです。子どもが嫌がることを言わないすれば、子どは自然と親と話をしたいと感じます。
人は誰でも「話を聞いてもらいたい」と思っている
また、人は「誰かに話を聞いてもらいたい」という願望を持っています。なぜなら、つらい出来事があったとき、誰かに聞いてもらうことで心が楽になるからです。つまり、こちらが子どもが嫌がることを言わなければ、本来子どもは自然に親に話しかけてくるものなのです。
もし今、お子さんがなかなか話しかけてこないなら、子どもが嫌がることを言っていないかチェックしてみてください。それをやめ、子どもが求める反応をすれば、自然と親子の会話は増えます。
本日のまとめ
親子での会話がなく関係が悪い場合、声かけの仕方を変えてみましょう。
子どもが嫌がることを口うるさく言うのをやめて、子どもの話の聞き役に徹することが大切です。
明日ですが、「完璧主義をやめると子育てはうまくいく」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもから好かれる話し方3つのコツ
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