子どもが思春期になり、親子の会話は減っていませんか?
何を話せばいいかわからず、伝えたいことがあるのに伝えられない状況になっているケースも多いでしょう。
そこで本日は、もともとは親子喧嘩ばかりだったけれど、親子関係が改善し、会話が増えた小林さんを紹介します。
小林さんと同じことを意識すれば、お子さんとの会話が増えます。すると、子どもの笑顔が増え、学校や勉強などいろいろなことを頑張るエネルギーにもなるはずです。
目次
小林さんの成果報告
もともと小林さんのお子さんは「学校を休みたい」と言い、無気力になっていたそうです。
そしてお子さんにアドバイスをしては、親子喧嘩になってしまうという状況でした。
この現状を変えるために、私が小井出博文先生と一緒に行った勉強会に参加されました。
小井出先生は、今まで300名以上の不登校やスマホゲーム依存を解決した現役のフリースクール校長で、現在は公認心理士もしています。
この勉強会でお伝えしたことを実践された結果、親子の会話が盛り上がるようになり、学校も休まず登校できるようになったそうです。
親が行った3つのサポート
では、小林さんはどのようなサポートを行ったのでしょうか。
1つ目は、好きなアニメを一緒に見たり、アニメのイベントに行ったりしたことです。そもそも思春期に親子の会話がなくなる理由のひとつは、共通の話題が減るからです。
それを補うため、子どもの趣味に歩み寄りました。その結果、共通の話題ができ、会話が盛り上がるようになりました。
2つ目は、子どもが食べたいお菓子を用意したことです。自然とリビングにいる時間が長くなり、会話が増え、家庭の雰囲気も良くなりました。
3つ目は、アドバイスせずに話を聞いたことです。子どもはアドバイスではなく、共感を求めています。「聞き役」に徹しましょう。
子どもとの会話が減ったときにすべき3つのチェックポイント
上記を踏まえて、子どもの会話を増やしたいときには、次の3つのポイントを意識してみてください。
1つ目は「親子関係」です。子どもは、嫌いな親とは話をしたがりません。上記の3つのサポートを参考に、親子関係を良好にしましょう。
2つ目は「会話内容」です。会話の内容は、勉強や学校の話ばかりになっていませんか?
親がしたい話は全体の1割にとどめ、あとは子どもの好きな話をしましょう。
3つ目は「リアクション」です。話すのが楽しいと思ってもらえるよう、明るい表情で楽しく相槌を打ちましょう。
これだけで会話が盛り上がり、自然と会話が増えていくはずです。
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小林さんのように、親子関係を良好にすることで会話が増え、家庭も明るくなっていくでしょう。
そのためには、子どもの気持ちや子どもが何を求めているかを知ることが大前提です。
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明日ですが、「無気力な子どもの改善法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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