子どもが不登校、無気力、激しい反抗がある状態だと、親としてどのように改善していけばいいか悩悩みますよね。
そこで今回は、これらが全て改善した中村さんの事例をもとに、具体的なアプローチ方法をお伝えしましょう。
きちんとした対応を行えば、不登校も無気力も、短期間で改善することができます。激しい反抗も改善し、子育てのストレスも減るはずです。
中村さんの成果報告
中村さんのお子さんはもともと、勉強、部活すべてに無気力。注意すると、激しく反抗していたそうです。
また学校に行く直前にお腹が痛くなって1時間以上トイレにこもることもあり、五月雨登校状態。中村さん自身も、精神的に限界だったそうです。
そんな中、私がオンラインで行っている「思春期の子育てプログラム」に参加してくださいました。
参加してから2ヶ月が経った頃、学校に行きたくない理由を話してくれるようになったので、それを学校に相談すると問題がすぐに解決。
朝も起きられるようになり、お子さんの状態も改善したそうです。
親が行った4つのサポート
では、中村さんは子育てにおいてどんなことを意識されたのでしょうか。具体的には、
- 過干渉をやめた(無理に学校に行かせないようにした)
- 朝食は子どもが好きな物を作った
- 子どもが好きなマンガやアニメを一緒に読んだ
- 担任、養護教諭などに相談に行った(学校に行けない原因を解決するため)
子どもが変化した理由
中村さんのお子さんは無気力、かつ朝1時間以上トイレにこもっていました。これは、何か行けない原因があるものの、それを言えない状態だったと考えられます。
親を信頼できないため話すことができず、さらにいろいろと言ってくる親に対しては暴言で反抗するしかなかったのでしょう。
その状態の時に、親が変わったことによって、行けない原因を話すことができるようになりました。
実際に中村さんのお子さんは学校でいじめを受けており、先生に相談した結果、解決できたそうです。
安心して学校にも行けるようになり、親子関係も改善へ向かうことができました。
本日のまとめ
子どもの不登校の原因がわからない場合、まずは行きたくない理由を話してもらえるような親子関係を作りましょう。
過干渉をやめて、子どもが望むことをできるだけ行うよう意識することが大切です。
また、学校でのトラブルがある場合は先生に相談し、解決へ向けての協力をお願いすることで、安心して学校に通えるようになるでしょう。
なお、良好な親子関係の作り方は、以下の講座でさらに詳しく解説しています。中村さんも読んでくれたものなので、参考にしていただけると嬉しいです。
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明後日ですが、「不登校の原因がわからないときの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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