お子さんが学校に行けなくなると、何をすればいいか悩みますよね。でも、大丈夫です。適切なサポートをすれば、不登校は改善に向かいます。
そこで今回は「不登校が改善した親子がやった3つのこと」というテーマで、中3のお子さんをもつ姫島さんの事例を紹介しましょう。
同じことを実践していただければ、お子さんは再び学校に通えるようになります。親子関係も良くなり、家庭が明るくなるはずです。
引きこもりと不登校が改善した姫島さん
姫島さんのお子さんは、中学2年生で激しい反抗期になりました。学校でもいろいろなトラブルがあり、結果的に不登校になってしまったそうです。
欠席を巡って親子で言い争いが多く、お子さんは引きこもりになってしまいました。
そんなときに、私が行っている「思春期の子育てプログラム」に参加してくださいました。
その結果、3年生になると遅刻が0になり、欠席も病気以外なくなったそうです。
さらに親子関係も落ち着き、進路の話もできるようになりました。では、姫島さんはどのようなサポートを行ったのでしょうか。
姫島さんが実践した3つのこと
姫島さんが実践したことは、主に3つあります。1つ目は「学校を休むことを責めないようにした」です。
子どもには行きたい日もあれば、行きたくない日もあります。その気持ちを大切にし、子どものペースを尊重するようにしました。
2つ目は「愛情バロメータUPを優先した」ことです。学校に行けていなくても、お子さんにはいいところがたくさんあります。
そのままの状態を受け入れることで、子どもは親の愛情を感じるようになりました。
3つ目は「子どもの興味があることを一緒に楽しんだ」ことです。お子さんが好きな漫画の話をしたり、一緒に料理をする時間を作ったりしました。
これらを実践した結果、反抗期が落ち着き、引きこもりも治りました。さらには、学校にもきちんと行けるようになったのです。
なぜこの方法が効果的だったのか
では、なぜこの対応が不登校改善につながったのでしょうか。理由は主に、3つあります。
まず、愛情バロメータが上がったからです。学校を休むことを責めるのをやめ、子どもの興味を一緒に楽しむことで、愛情バロメータが大幅に上がりました。
これにより、学校に行くための気力が出てきたのです。次に、信頼関係が回復したからです。愛情バロメータが上がると、子どもは親をより信頼できるようになります。
学校に行けない理由も話せるようになり、原因を解決することもできるでしょう。悩みを話すだけでも、子どもの気持ちは落ち着きます。
最後に、自己肯定感が高まったからです。子どもが好きなことを一緒に楽しむことで、「自分は認められている」と感じられます。
その結果、自信がつき、多少嫌なことがあっても学校に行ける力が付きました。
本日のまとめ
お子さんが不登校で悩んでいる場合は、まず愛情バロメータを上げましょう。気力を高めて、自己肯定感や信頼関係を回復していくことが大切です。
そうすることで、よりスムーズに学校に戻れるようになります。
また、不登校の子どもへの対応方法は思春期の子育て無料講座でも詳しく説明しています。こちらもご覧頂けると幸いです。
>>思春期の子育て無料講座
明日ですが、「子どものスマホ、どう制限する?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。