ついつい子どもに、口うるさく言ってしまうことってありませんか?
「〇〇しなさい」と言いすぎたり、家庭のルールを作り過ぎたりする過干渉をやめることができたら、子どもにたくさんの良い変化が起こります。
本日は実際に過干渉をやめたら子どもが変わった事例を紹介しましょう。さまざまな問題行動がなくなるだけでなく、成績も上がることを理解していただけるはずです。
須藤さんの成果報告
今回紹介する須藤さんは、もともとお子さんへ「勉強しなさい」と言うのが口癖になっていました。
そのため、子どもは部屋に引きこもり、会話が激減。成績も悪化していったそうです。
そんな中、私がオンラインで行っている「思春期の子育てプログラム」にご参加してくださいました。
その後、ある3つのサポートをしたことで親子関係が良くなり、ハグができるほどの関係になったそうです。成績もV字回復し、評定平均も4.6まで上がりました。
親が行った3つのサポート
では、須藤さんはどんなサポートを行ったのでしょうか?
1つ目は、過干渉を止めたことです。「〇〇しなさい」と言わないように意識されました。
2つ目は、価値観を押し付けないことです。「〇〇すべき」ではなく、「〇〇と思ったんだね」と共感だけするようにされました。
3つ目は、休日に朝起こすのをやめたことです。子どもが起きたくないときに、無理に起こすことはやめました。
以上、3つのサポートをしたことで、親子関係が良くなり、成績も上がったのです。
親子関係が良くなり、成績がUPした理由
では、なぜ上記のサポートを行った結果、成績が上がったのでしょうか。実は須藤さんのお子さんは、もともとある程度勉強ができる子でした。
しかし、親の過干渉によって親子関係が悪化し、その影響で勉強しなくなっていたのです。そのため、過干渉をやめれば元に戻るのは当然といえるでしょう。
ただし、「過干渉をやめる」ということは簡単ではありません。頭ではわかっていても、つい言ってしまうのが人間だからです。
では、どのように考えると、過干渉をやめることができるのでしょうか。大切なのは、「今のうちの子でも十分幸せ」「元気に生きてくれれば十分」と考えることです。
常日頃からここを意識することで、自然と過干渉をやめることができるでしょう。
本日のまとめ
過干渉をやめることで、親子関係が良くなり、成績を上げることができます。
しなさい言葉をやめること、親の価値観を押し付けないことを意識してみてください。
常日頃から「今のうちの子でも十分幸せ」「元気に生きてくれれば十分」と思うようにすれば、自然と過干渉をやめることができるでしょう。
なお、どうしても過干渉をやめられない場合、思春期の子育て無料講座を読んでいただくのがおススメです。音声等で、過干渉をやめるサポートもしています。
>>思春期の子育て無料講座の詳細はこちら
明日ですが、「友達関係がうまくいかない中学生への対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。