お子さんが内申点オール5をとったり、志望校に合格したりしたら、親としても誇らしいですよね。
では、どういったサポートをすれば、子どもの成績を上げ、高校受験を成功させられるのでしょうか。実は、やり方があります。
今回は、実際にこれらを成功させた小澤さんの事例をもとに、学力を上げるための親のサポート法をお伝えしましょう。
同じようなサポートができれば、子どもは勉強をさらに頑張るようになります。内申点や受験の合格率も上がるはずです。
小澤さんの成果報告
小澤さんは、お子さんが中2のときに親子関係が悪化。当時の内申点は、36でした。
そこまで悪い数字ではないですが、まだまだ目標には届かなかった状態です。
そんなとき、私がオンラインで行っている成績を上げるプログラムにご参加されました。
その後、3つのサポートを意識されました。その結果、親子関係が良好になり、子どもから何でも話をしてくれるようになったそうです。
さらに、自ら目標を設定したり、勉強を工夫したりするようになり、内申点45(オール5)をとることができました。
その後、高校進学後も評定平均4.9を取ることができました。そして、今年の春に推薦で国立大学に合格することができたのです。
中学、高校とも、学力においてトップの成績を維持することができています。
親が行った3つのサポート
では、小澤さんはどんなサポートを行なったのでしょうか。主に、3つあります。
1つ目は、欲しがっていたスマホを購入したことです。
通常スマホを与えると、子どもは依存してしまい、成績が下がります。
しかし、愛情バロメータをあげ、親子でしっかりと約束を決めた上で与えたことで、依存にならず上手にスマホと付き合うことができました。
2つ目は、勉強については触れないようにしたことです。
子どもが勉強の話を望んでいない場合、無理にしてはいけません。愛情バロメータが下がるからです。
何かサポートをしたいなら、子どもから頼まれるのを待つようにしましょう。
3つ目は、お互いの妥協点を探したことです。親子で意見がぶつかることは、絶対にあります。
その時、親の意見を押し付けてしまうと、子どもは自分の意見を聞いてくれないと感じます。その結果、親子関係が悪くなってしまうのです。
小澤さんはこういった場面で、お互いに妥協できる点を会話をしなががら探したため、愛情バロメータが高い状態を維持することができました。
これら3つを意識したところ、子どもが自ら勉強を頑張るようになり、成績もいい状態でキープできたのです。
子どもにオール5を取らせる方法
上記を踏まえて、子どもにオール5を取らせる3ステップを紹介しましょう
ステップ1は、愛情バロメータUPです。これをすることで、勉強するためのエネルギーを引き出し、親の話を聞いてもらえるようになります。
成績が上がらなかった時は子どもから相談してくれるようにもなるため、すぐに改善ができるようになるのです。
ステップ2は、動機付けです。勉強のごほうびをつくったり、心の底から行きたい進路を決めたりして、やる気を引き出していきましょう。
もともとやる気がある子は、無理にごほうびなどを決める必要はありません。ただ、放っておくだけではやる気は出ないので注意しましょう。
ステップ3は、脇役サポートです。子どもが求めていることがあるなら手伝い、ないなら無理に手伝わないようにしましょう。
勉強が得意な子などは、自分でできることもあります。その場合、ステップ3は必要ありません。
この3ステップを行うことで、子どもは勉強に対して前向きに取り組むことができるようになります。
その結果、成績も上がっていって、オール5を取ることもできるのです。
本日のまとめ
子どもの成績向上や受験成功のためには、愛情バロメータを上げ、勉強への動機付けを行い、脇役サポートをしましょう。
子どもが勉強の話を望んでいない場合、親が感情的に口出しをしても逆効果です。子どもから頼まれるまで待つことが大切です。
なお、今回紹介した子どもにオール5を取らせる方法は、以下の講座の中でさらに詳しいやり方を解説しています。
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よかったらこちらも、参考にしていただければ幸いです。
明日ですが、「高校見学で何を見るべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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