先日このような相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2の子どもは、反抗期の真っただ中です!言葉遣いが悪く、落ち着きもありません。注意しますが、直りません。
反抗期はいつか終わるものと思いますが、それはいつでしょうか?目安だけでも教えてください。
反抗が激しい子どもほど、「いつ終わるの、この反抗期?」と思うことでしょう。同じ悩みを持つ方も多いと思います。
そこで本日は「反抗期が終わるタイミング」について解説します。そもそも反抗期には2種類あることをご存知でしょうか?
反抗期のメカニズムを詳しく解説しますので、参考にしてみてください。ここが理解できると、子どもの反抗期にイライラすることがなくなるはずです。
目次
反抗期には2種類ある
「子どもが荒れる=反抗期」と思っている方が多いのですが、実は反抗期には2種類あります。
問題行動型は反抗期ではない
子どもが暴言、暴力、非行などの問題行動を起こすと、「反抗期だから、今の時期に荒れるのは仕方がない」と思われる方が多いです。しかし、これは時期的な理由で荒れているのではありません。愛情バロメータが低いことが原因で起こっています。
この場合、終わりはありません。子どもの問題行動を改善させるには、愛情バロメータを上げるしかありません。
愛情バロメータが上がれば、問題行動は次第におさまっていきます。
好奇心旺盛型は時期が来れば改善される
もうひとつが、好奇心旺盛型です。世間一般で言われている子どもの反抗期は、これに当たります。好奇心が旺盛すぎて、やんちゃしたり、反発したりしているのです。そもそも好奇心が強いのは、悪いことではありません。にもかかわらず、親が無理やり押さえつけようとすると、子どもはますます反抗します。
いずれ、ただの反抗期で終わるはずだったのが、問題行動型に発展してしまうこともあります。では、そうならないためにはどうしたら良いのか?
法律に触れるようなことは厳しく注意しなければいけませんが「多少悪さをしているな」くらいならば、「法律さえ守っていれば問題ない」という気持ちで見守りましょう。
いずれ、時期がこれば反抗期は収まっていくので、それまで我慢です。
反抗期がおさまっていくタイミング
では、好奇心旺盛型の反抗期の場合、いつ頃収まるのでしょうか?通常、イベントごと(高校生になる時、大学生になる時、社会人になる時など)に落ち着いていきます。
中でも社会人になる時が、大きく落ち着く時です。ここが最初の反抗期がおさまるタイミングになるでしょう。
ただ、社会人になっても自由奔放に生きている人がいます。こういった人は、結婚するタイミングで落ち着くことが多いです。ここが第2の反抗期が収まるタイミングです。
結婚してもまだ遊んでいる人がいます。この場合、出産(子どもを持つ)すれば、落ち着くことが多いです。これが第3のタイミングです。
このように反抗期は、人それぞれ落ち着くタイミングが異なります。その時が来るまで、待ってあげることが大事です。
本日のまとめ
反抗期には2種類あります。「問題行動型」と「好奇心旺盛型」です。前者の場合、愛情バロメータを上げない限り終わりません。
後者の場合、高校入学、大学入学、社会人になる、結婚する、子どもを持つ・・・というような人生の節目ごとに落ちついていきます。
いずれ子育ても終わりを告げる時が来ますので、それまで愛情100%で接してあげることが大事ですね。
次回ですが、「1月に掲げた夢が一つ叶いました!」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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