最近「学校が始まったらどんなことに気をつけたら良いですか?」という相談をよくいただきます。
実は、コロナウイルス以上に気を付けてほしいことがあります。そこで本日は、今後考えられる2つのシナリオと学校再開後に注意することをまとめました。
ここでお伝えする内容をしっかり理解して学校に行っていただければ、スムーズに学校生活を再開できると思います。
その結果、お子さんの未来は確実に明るくなると思うので、参考にしていただければ幸いです。
目次
考えられる2つのシナリオ
少し前の記事で、これから学校がどう変わっていくのか、3つのシナリオにわけて解説しました。
>>コロナで学校はどう変わるのか?
この記事を書いてから少し時間がが経ったので、現状考えられるのは次の2つのシナリオだと思います。
(1)このまま終息するパターン
6月から学校が再開して、その後きちんと終息していくパターンです。この場合は、しばらくはマスクをつけて学校に行くと思いますが、おそらく少しずつ危機管理が鈍ってきます。
すると少しずつマスクをつけずに学校に行く子が増えて、その後全員がマスクをせずに通常通りの学校生活に戻っていくでしょう。
(2)一旦終息して、秋~冬頃に再度感染が広がるパターン
秋ごろからコロナにかかる人が増えてきて、ひどい場合は再度休校になるパターンです。(1)のパターンに比べると、危機的意識が強くなると思います。現時点では、どちらのパターンになるかわかりません。そのため、どちらになってもいいように対策を進めていく必要があります。
ウイルスよりも怖いのは人間
現状、6月前後から学校が再開されます。すると必ず起こる問題が、コロナに関するトラブルです。たとえば「コロナいじめ」などが考えられます。
「○○君の家、コロナにかかったらしいよ」というデマを流す子が出てきて、そこからいじめに発展するトラブルが起こるのです。
通常のいじめは、子どもたちの仲だけで起こります。しかし、コロナいじめの場合、地域を巻き込んだいじめになる可能性もあります。
そこでお父さんお母さんは、ウイルスの恐怖よりも、子どもがいじめられていないかという部分に意識を向けることが必要です。
コロナいじめから子どもを守る2つの方法
では、どのように子どもを守ればいいのでしょうか。2つのことを意識しましょう。
(1)愛情バロメータを上げる
親子関係が良好であれば、子どもは親に何でも相談できます。もし、いじめられたとしても、お父さんお母さんに相談して対策することができるでしょう。まずは、子どもが何でも相談してくれるレベルまで、愛情バロメータを上げることが大切です。※愛情バロメータの上げ方はこちらの講座で解説しています。
>>思春期の子育て講座
(2)早い段階で学校に相談して解決する
しばらく学校に行っていなかった子が、こういったトラブルに巻き込まれると、不登校になる確率が上がります。そこで、子どもが「学校に行きたくない」と思う前に、早めに解決することが必要です。子どもが悩んでいたら、早いタイミングで学校に相談しましょう。
今の世の中的に、こういったトラブルは絶対に許されません。おそらく学校も迅速に対応をしてくれると思います。
本日のまとめ
多くの方は、学校が再開することについて「コロナにかかったらどうしよう」と不安だと思います。もちろん、このリスクもあります。
ただそれ以上に怖いのは、コロナに関するいじめなどのトラブルです。しばらく学校に行っていなかった子が、こういったトラブルに巻き込まれると不登校になってしまう可能性があるからです。
もし巻き込まれてしまったら、早めに学校に相談するようにしましょう。学校側も、迅速に対応してくれると思います。
明日ですが、「息子が怖い悩みの解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!学校再開後に気を付けること
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