子どもの才能を見極める2つの視点

先日書いた「子どもの才能を開花させる3ステップ」って既に読んでいただけましたでしょうか?

>>子どもの才能を開花させる3ステップ

これまでの時代であれば、とりあえず勉強を頑張らせて、偏差値が高い大学に進学出来れば、幸せな人生を歩むことができました。

しかし今後は、どれだけ偏差値の高い大学に進学しても、方向性が子どもの才能とあっていなければ、幸せな人生を歩むことができません。

そこで、本日は子どもの才能を見分ける視点についてお伝えします。日ごろからこの視点で子どもを見ていけば、どこかのタイミングで子どもの才能を見つけることができますよ!

小学生までに興味を持ったテーマに目を向けよう


人間というのは、大人になるにつれて、徐々に他人と似たような行動を取るようになります。友達や同僚との付き合いがあるからです。

しかし、小学生以下の子どもというのは、そういった付き合いをほとんどしません。「自分が好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」という単純な理屈で行動を取ります。

では、お子さんが小さかったころ(具体的には、小学生以下の時期)に興味を持っていたテーマってなんでしたか?今一度振り返ってみてください。
  • レゴブロック
  • トミカのプラレール
  • リカちゃん人形
  • 魚釣り
  • お菓子作り
小さいころ、興味を持っていたテーマというのは、その子が心の底から好きなテーマです。そこを深堀していくと、その子の才能が見つかることがあります。

学校の先生や親戚から褒められるテーマは才能がある


普段から子どもと一緒にいるお父様お母様だと、その子の良いところになかなか気づきません。なぜなら、自分の子どもだと、長所よりも短所に目が行ってしまうからです。

そんなとき役立つのが「第三者の視点」です。学校の先生や親戚、ママ友パパ友の方からしたら、あなたのお子さんは他人です。自分の子どもと比べて、あなたのお子さんの方が優れている部分に自然と目が行きます。

自分では「うちの子は絵が好きなのね」くらいにしか思っていなかったことでも、「〇〇君の絵、普通じゃ考えられないレベルだよ」というのがわかるのです。

特に学校の先生というのは、日々たくさんの子どもたちと触れ合っています。仮に自分のクラスの子40人しか見ていなかったとしても、他の39人の子と比べてずば抜けた才能があることがわかるのです。

学校の先生や塾の先生など、日々たくさんの子どもたちと触れ合っている方から褒められるテーマは、才能がある可能性があります。

才能の公式は=好き×得意


小さいころから関心があるテーマ(その子が好きなテーマ)と、第三者から褒められるテーマ(その子が得意なテーマ)に目を向けると、子どもの才能を見つけることができます。

では、ここで考えてみてください。もしこの2つを満たすテーマがあるとしたらどうでしょうか?既に他の子どもたち以上に得意なので、アドバンテージがあります。

好きなテーマであれば、今後もストレスなく続けることができます。これからの成長レベルも、他の子以上に高いのです。自然に、能力が磨かれていきますよね?

「好き」と「得意」という2つを満たすテーマこそ、その子の才能が最も開花する可能性が高いテーマなのです。もしこういったテーマがあるなら、将来そういった道に進めるように導いてあげると良いです。

とはいえ、最初から2つを満たすテーマって少ないです。「他の子以上に得意だけど、それほど好きではないテーマ」か、「自分は好きだけど、他の子以上に得意とは言えないテーマ」のどちらかであることがほとんどだからです。

この場合、とりあえずそのテーマを追求してみてください。どこかのタイミングで、「得意だから好きになる現象」や「好きだから得意になる現象」が起こる可能性があります。

本日のまとめ


子どもの才能を見つける2つの視点は「好き」と「得意」です。小さいころから好き、第三者から見て得意という2つを満たすテーマは、確実に才能があります。

どちらか一方だけ満たすテーマでも、今後の行動次第で、才能が開花する可能性があります。

これからお子さんと接していくときは、この2つの視点でお子さんを見てあげてください。必ず、1つや2つは才能があるテーマが見つかると思いますよ。

明日ですが、「体が動かず学校に行けない場合の改善法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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