先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1より不登校になった中3の子どもの進路についてのご相談です。愛情バロメーターが上がったお陰で、最近高校の話をよくします。
不登校児でも公立高校を狙う事は可能でしょうか?中2秋より対応指導教室に休まず通い、現在は別室と適応教室に交代で通ってます。
内申が必要な事も本人は承知で、なるべく授業にも出てテストも受けると言ってます。週一塾も通ってますが、家での勉強方法がよくわからないそうです。
今回は、不登校でも公立高校に進学することは可能かどうか、また、公立高校を目指すにあたってどのようなことを意識すべきかをお伝えします。
今お子さんが不登校で、進学のことが気になっている場合、今回の記事で不安が解消するでしょう。参考にしていただければ幸いです。
結論!できるので大丈夫
結論から言うと、不登校でも公立高校に合格することは可能です。ただ、合格できる子とそうでない子がいます。
今回の相談者さんのお子さんは、おそらく合格できるでしょう。なぜなら、出席日数と定期テストの点数がポイントになるからです。
今回の相談者の場合、おそらくこの2つの条件をクリアしているため進学可能だということです。詳しくお伝えしていきます。
出席がもらえるか確認しよう
不登校の場合、教室に通えていなくても、カウンセリングルームや保健室に通えていれば「出席」とみなされることが多いです。
今回の相談者さんは対応指導教室に休まず通っているとあるので、その教室に通っていることが出席とみなされる可能性が高いでしょう。
ただ、100%出席扱いになっているかわからないので、一度確認してみることが大切です。ちなみに、出席扱いにするかどうかを判断するのは、校長先生です。
たとえ教室に通えていなくても、出席扱いになっているなら、不登校でも悲観的になる必要はありません。
定期テストだけは受けよう
もちろん、出席扱いになる=合格できるわけではありません。ある程度内申点をとらないと、合格できないからです。そこで、内申点を上げるためにテストを受けるようにしましょう。
授業に出ていなくても、自宅学習さえきちんとしていれば、テストでいい点数を取ることはできます。50点くらい取れれば、教室に行けなくてもオール3くらいは取れるのです。
もちろん、授業に出ていないので「授業態度」の点数は0点になります。ただ、テストの点を上げればオール3までは可能です。
一つだけ注意点として、副教科の場合は授業中に行われる実技テストの配点が高いです。
そこで、放課後にテスト受けられないか聞いてみたり、課題の提出で点数をもらえないか交渉してみたりするといいでしょう。
本日のまとめ
出席日数と定期テストの点数さえ押さえていれば、不登校でも公立高校に合格することができます。まずは今通っている場所が、出席扱いになるかどうかを確認しましょう。
授業に出ていなくても、テストを受けていれば内申点でそこまで不利になることはありません。副教科の実技テストは、先生に交渉して内申対策を考えましょう。
明日ですが、「YouTube限定!高校受験対策で塾入るべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!不登校でも公立高校に進学できるのか?
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