先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1の娘がネット依存で小5から五月雨登校。日中は、Switchとタブレットを使い過ごしてます。
暴力、大声が収まらず警察を何度も呼び、7月の半ばから入院になりました。もう退院しましたが、状況は変わりません。
私にもババア、死ねなど言い、辛い毎日です。6人兄弟で自閉症5人と、うち2人が知的合併を持ってます。
旦那にはモラハラ(愛着障害、アスペルガー)がありそうで私に毎日暴言、協力しない行動があります。
子どもの暴言や依存症、発達障害、さらに夫のモラハラがある状況は、お母さまにとってかなり辛い状況でしょう。
では、今の状況で果たしてできることはあるのでしょうか。そこで今回は、親も子どもも家で安心して過ごせるようになるために、今やるべきことをお伝えしました。
正しい対応を行うことで、家庭全体の改善につながります。精神的に追い詰められてしまう前に、今回の内容を参考にしていただけますと幸いです。
結論:一人で向き合うのはやめよう
親が一人で発達障害の子どもと向き合い、サポートするのはとても困難です。
たとえ専門家であっても、一人で5人の発達障害の子どもたちを支えるのは、精神的にも物理的にも限界があるでしょう。
夫の協力が得られれば状況が改善するかもしれませんが、夫自身も発達障害や愛着障害を抱えているため、夫へのケアも必要です。
このような状況を一人で解決するのは難しいため、第三者に頼ることが必要でしょう。
まずは行政や精神科医に相談
家族の状況を改善するためには、行政機関や専門医の助けを得ることが第一歩です。
まずは、市役所や支援センターに相談し、経済的支援や育児支援をどのように受けられるかを確認しましょう。
また精神科医に相談し、医療的なサポートを受けることもおすすめします。
子どもの症状によっては、薬物治療などで症状が軽減され、家庭の環境が改善することもあるからです。
親が精神的に疲弊しないためにも、できるだけ早く専門家の支援を受けるといいでしょう。
それでも改善しなければ専門家に相談
行政や精神科医のサポートを受けても状況が改善しない場合、発達障害や問題行動解決の専門家に相談することをお勧めします。
たとえば、小井出博文先生(公認心理師)や伊藤幸弘先生(30年間で3000人以上の子供をサポート)は、発達障害と子どもの問題行動の両方に精通しています。
発達障害の専門家は全国に多くいますが、家庭内での問題行動までサポートできる専門家は少ないです。
私に直接連絡をいただければ、お子さんの状況に合った先生をご紹介することもできるので、悩まれていたら、一度ご相談いただけますと幸いです。
本日のまとめ
親が一人で発達障害の子ども複数人と向き合い、サポートするのはとても困難です。
第三者への支援を求めることが、家庭全体の改善につながります。無理に一人で解決しようとせず、専門家の力を借りることを選択肢に入れましょう。
明日ですが、「高校受験!残り3か月の勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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