先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
小学生の時に不登校になった友達がいます。先日、他の友達と出かけようと思ったら「一緒に行きたい」と言いました。
仕方なく、一緒に出かけましたが、私は正直気まずくなりました。私は今後、不登校になった子とはどう接すればいいですか?
仲良くしていた子が不登校になってしまうと、その子とこれからどのように付き合っていけば良いのか非常に悩むと思います。
今回は、不登校になってしまった子との付き合い方やそういった子を救う方法をお伝えします。
悩みが解消できれば、友達とも気まずくならずにいられると思うので、参考にしていただければ幸いです。
なお、本日は子ども向けの記事となるため、よかったらお子さんにもシェアしていただければ幸いです。
正解はない!大事なのは優先順位
今回の相談者の子は、もともと友達と遊ぶ約束をしていて、不登校の友達にそのことを話したら「自分も行きたい」と言われました。
ただ、元々遊ぶ約束をしていた子は、不登校の子のことが好きではなかったり、あまりよく知らない状況でした。これだと、一緒に遊ぶのは難しいです。
こういうときの選択肢は、2つあります。今回の相談者さんのように、一緒に遊ぶパターンと、何か理由をつけてどちらかを断るパターンです。
どちらが正解ということはありません。あなた自身は、どちらの子と遊びたいのか、今後だれと付き合っていきたいのかによって決めれば良いからです。
2人と遊ぼうが、どちらかを断ろうが、それはあなたの自由で正解はない!ということを頭に入れていただくと良いでしょう。
心に余裕があるときの考え方
とはいえ、判断に迷うこともあると思います。その場合、あなた自身が元気で、心に余裕があるのならこれからお伝えする方法を試していただきたいと思います。
まず、元々遊ぶ予定だった子に「○○ちゃんも来たいって言ってるんだけど、どう?」と聞いてみましょう。「いいよ」という返事なら、一緒に遊べば良いです。
しかし、少しでも嫌そうな様子だったら、不登校の子に断りの連絡を入れ、「その代わり明日だったら大丈夫だけど、どう?」と代替案を提示します。
断っても、別の案を提案することで、断られたほうはそこまで傷つかずに済むので、試してみていただければと思います。
さらに余裕があるなら上を目指そう
この記事を読んでくださっているあなたは、「こうなりたい」という目標がしっかりあって、そのためのヒントを探そうとしてくださっている人だと思います。
そういったあなたには、さらに上のレベルを目指していただきたいです。それは友達の不登校を解決するサポートをすることです。
そのためには、不登校の子とそれ以外の子がみんなで一緒に遊べるような場を作ってあげることです。
これをすると、あなた自身はとても気を使うし、疲れると思います。しかし、不登校の子はものすごく学校に戻りやすくなるのです。
あなた自身に余裕があり、なおかつ不登校の友達を助けてあげたいという場合、一度挑戦してみてください。
本日のまとめ
仲の良かった子が不登校になって、他の子とも仲良くしたいとき、両者の間でとても悩むと思います。
悩んだときは、自分の中で優先順位を決めて、それに沿って判断しましょう。不登校の子も加えて一緒に遊びたいのなら、他の子にそれを伝えてみてください。
不登校の子からの誘いを断るなら、それでも構いません。相手が傷つくことが気になるなら、その日は断って代わりに遊べる日を提案してみましょう。
さらに余裕があれば、不登校解決に向けて、他の子たちと不登校の子が一緒に遊べる場を作ってあげましょう。
あなた自身はとても疲れると思いますが、不登校の子は学校に戻りやすくなります。あなた自身も大きく成長できるでしょう。
明日ですが、「夫や妻が子育てに非協力的な時は?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!不登校の友達との付き合い方
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