先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
父親が元々子育てに協力的でなく、息子におはようや簡単な声掛けをお願いしても、あいつはワガママだからと受け入れてもらえませんでした。
今までの私の接し方に問題があったのは重々分かっているのですが、これからどうしていけば途方に暮れています。
ひとりで子育てをしている状態のことを、ワンオペ育児と呼びます。特に、お父様が子育てに協力せずにお母様だけで子どもと向き合っているケースは非常に多いです。
今回の記事では、ワンオペ育児で悩みを抱えていても、きちんと子育てを成功させる秘訣をお伝えします。この方法を実践していただければ、子育てはかなり楽になると思います。
結論!ひとりで子育てをしよう
私は年間3000組くらいの親子をサポートしています。実は最近、今回の相談者さんのような方が増えています。
パートナーが子育てに協力してくれないという相談をいただいたとき、私がいつもお伝えするのは、「ひとりで子育てをしましょう」ということです。
というのは、最近ひとり親家庭が増えています(全体の10%くらいは、ひとり親家庭です)。ひとり親家庭の場合、家事、育児、仕事をすべてひとりでやらないといけません。
そういった方に比べると、ワンオペ育児をしているほうが断然楽です。仮に旦那さんが子育てを手伝ってくれなくても、仕事をしてくれるなら、育児と家事に専念できるからです。
パートナーが家事、子育て、仕事をすべて行ってくれるという理想の状態と比べるのではなく、まずは「働いてくれるだけでもありがたい」と考えることが大事です。
ワンオペ育児で意識する2つのこと
ワンオペ育児で意識していただきたい2つのポイントをお伝えします。この2つさえ意識していただければ、子育てのストレスが軽減すると思います。
1つ目は、子育てに充てる時間を増やすことです。今あなたが、仕事、家事、育児をしていて、旦那さんがが仕事と趣味しかしていないとします。
それなら、仕事を辞めるか、仕事を減らして、家事と育児に専念しましょう。旦那さんが仕事を減らしたことに文句を言ってきても、「あなたは子育てしてないでしょ。私の分まで稼いできてね」と言えばOKです。
2つ目は、子どもを変えようとしないことです。子育てがうまくいかない理由の99%は、子どもを変えようとしているからです。
親の意思で子どもを変えることはできません。無理ではありませんが、いろいろなテクニックが要ります。忍耐力も使うので、まずは子どもを変えようとしないと意識することが大事です。
旦那も変えないようとしないこともポイント
他人を変えようとしても、変わらないことが多いです。それは、旦那さんや奥さんも同じです。そこで旦那さんや奥さんを変えようとしないようにしましょう。
もちろん、子どもに悪影響があるようなレベルなら、子どものためにも一定の距離を置いたほうが良いでしょう。たとえば、旦那の暴言によって子どもが荒れてしまっているなどです。
しかし、そこまでの状態でないのなら、旦那さんには今まで通り仕事に専念してもらえばいいです。旦那はお金を入れてくれる人と割り切るくらいの方が、気持ちが楽になります。
子どもは自分が育てると割り切って、子どもと向き合っていくのが賢いやり方です(実際に、この方法を意識して上手くいっている方はたくさんいます)。
本日のまとめ
ワンオペ育児は大変ですが、非協力的な相手のことは気にせずにひとりで子育てをしましょう。ひとり親家庭に比べれば、ワンオペ育児のほうがまだ楽だからです。
今よりも子育てに充てる時間を増やして、子どもを変えようとしないことを意識するだけで、ワンオペ育児は非常に楽になります。
また、旦那(奥さん)のことも変えようと思わないことが大事です。旦那様のせいで子どもが荒れている状態なら、子どものためにも一定の距離を置くことを考えないといけません。
そうでないなら、旦那様には今まで通り仕事に専念してもらい、あなたは家事と子育てに専念しましょう。
明日ですが、「高校生の反抗期の対処法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!夫や妻が子育てに非協力的な時は?
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