子どもの成績がなかなか上がらない、と悩んでいませんか?もしかしたら、成績が上がらない原因は、「親の関わり方」にあるかもしれません。
そこで今回は、子どもへのアプローチを少し変えた結果、69点上がった親子の事例を紹介しつつ、子どもの成績を上げる大前提をお伝えしましょう。
正しいサポートを行うことで、成績は確実に上がります。間違った方法を続けてしまうと、子どもの成績は下がり、将来の選択肢が狭まることもあるので注意が必要です。
大前提!子どもの成績を上げる方法
子どもの成績を上げるには、次の3つのことを行うことが重要です。
- 愛情バロメータを上げること(良好な親子関係を築くことで、子どもが勉強に前向きになるエネルギーを引き出す)
- 動機づけ(将来やりたいことや進路を見つけたり、ちょっとしたごほうびを作ったりして、子どものやる気を上手に引き出す)
- 脇役サポート(子どもが求めるときにだけ勉強を手伝うこと。余計な口出しや先回りしすぎる行動は逆効果になる)
5教科合計69点UPした古川さんの事例
私のオンラインプログラムにご参加いただいた古川さんのお子さんは、2学期の中間試験では5教科合計229点、学年順位168位でした。
そこで、親のサポート方法を変えたのです。その結果、3学期期末試験では5教科合計298点、学年順位121位に上がるという成果が見られました。古川さんが行ったサポートは、
- 子どもの要求をできるだけ聞く(子どもの好きな料理を作る、行きたい場所に連れて行くなど)
- 過干渉をやめる(先回りして指示をすることをやめ、子どもの自主性を尊重した)
- 一定期間、わからないところを質問できる塾に入れた(必要なサポートを外部に頼りながら、学習面のサポートを行った)
余計なサポートが成績を下げる原因に
このように、やるべきことをしっかりとやっていけば、成績は必ず上がります。
一方、成績が上がらない場合、余計なサポートをしていることが多いです。たとえば、「子どもが求めていない口出し」はその典型例でしょう。
「もっとこうやったほうがいい」
「早く勉強しなさい」
子どもが求めていないのにこういった助言やアドバイスをすると、子どものやる気を削ぐだけでなく、愛情バロメータも下げることにつながります。
また、「子どもが行きたがっていない塾に無理やり通わせること」「イライラしながら勉強を教えること」も子どもは求めていません。
もし今こういったサポートをしていたら、すぐにやめましょう。そして、前述した3つのことだけに絞ることが大切です。
本日のまとめ
子どもの成績が上がらない原因は、「親の関わり方」が大きく影響します。
愛情バロメータを上げること、正しい方法で子どものやる気をUPさせること、脇役サポートを意識して余計な口出しをしないこと。
この3つを意識して向き合うことで、子どもの成績を上げることができます。
なお、この3つについては、私が無料で配信している「7日間で成績UP無料講座」の中で具体的な手順等を解説しています。
こちらも参考にしていただけますと幸いです。
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明日ですが、「発達障害の子どもが家で暴れるときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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