先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
息子はわがままで、自分の思い通りにならないと人のせいにして拗ねます。
気に入らないことがあるとイライラして「学校に行かない。ママのせいや」と言います。どうしたらいいのでしょうか?ちなみに母子家庭です。
思春期の子どもはイライラしやすく、接しにくいことも多いです。親としてどのように対応すればいいのか、悩みますよね。
そこで本日は、思い通りにならないとイライラする子の心理と親の対応法をお伝えします。
原因を改善し、子どもに上手に接することができるようになれば、子育ても楽になるはずです。
考えられる2つの原因
この相談者さんの場合、考えられる原因は2つあります。一つ目は「愛情不足」です。親からの愛情が的確に伝わっていないと、愛情バロメータが下がります。
すると親の愛情を確認するためにわざと反抗したり、かまってもらうために文句を言ったりするのです。また「わがままを許している」ことも原因でしょう。
言いなりになってばかりいると、わがままはエスカレートします。ダメなことは、きちんと叱る必要があるのです。そこで以下のステップで進めていきましょう。
ステップ1 愛情バロメータを上げる
現状、愛情不足になりかけている可能性があるので、ここから解消していきましょう。そのためには、1日15分でいいので子どもと話す時間を作りましょう。
忙しいスケジュールの中でも子どものために時間を割くことで、子どもは愛情を感じることができるからです。そのときは、子どもの話をひたすら聞きましょう。
また趣味に付き合ったり、1日1品好きなおかずを作ったりすることも効果的です。週末に作り置きをつくったり、カット野菜を使うなどで時間短縮をしてもOKです。
ステップ2 ダメなことはダメと言う
愛情バロメータが上がってきたら、ダメなことはダメと伝えていきましょう。そのとき、反発が少ないところから始めていくのがおすすめです。
たとえば「食べたお皿は流し台へ持ってって」というような、伝えやすいことから練習をしていきましょう。いきなり敏感なゲームや登下校の話をするのは、やめてください。
暴れる可能性があるからです。まずは子どもに伝えやすい所から始めましょう。なお、何を言っても子どもが暴れるなら、児童相談所に相談をしましょう。
それでもよくならなければ、専門家に相談することも検討すべきです。何かあってからでは手遅れなので、問題が大きくなる前に第三者の力を借りましょう。
本日のまとめ
思い通りにならないとイライラしてしまう子どもは、「愛情不足」と「わがままを許している」という原因が考えられます。
愛情不足を解決するために、子どもと話す時間を作りましょう。趣味に付き合ったり、好きなおかずを作ることでも愛情は感じられます。
また、ハードルの低いことからしつけをしましょう。
明日ですが、「子育ての悩みが消えるおすすめ法5選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!思い通りにならないとイライラする子の対応法
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