先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
うちの子は、兄弟のお年玉を盗みます。最近は弟の友達の財布から200円抜きました。お金だけではなく、弟のおもちゃやお菓子も取ります。
平気な顔して弟たちに話しかけて、無くなったと言われてもすっとぼけています。ひとつも反省しません。嘘ばかりでどういう気持ちなのか理解できません。
もしお子さんが勝手に親や兄弟からお金を盗んでいたら、ショックですよね。どのように対応すればいいか、悩んでいる方は少なくありません。
そこで本日は、子どもがお金を盗むという行為の根本的な原因と改善ステップをお伝えします。
原因が改善すれば、盗む必要がなくなります。親のストレスも減り、子どもの笑顔も増えるはずです。
考えられる2つの原因
お金を盗むという行動には、2つの原因が考えられます。
1つ目は、「遊び感覚」です。兄弟のお金を盗んでいる場合、本人は悪気はなく軽い気持ちでやっていることがあります。善悪が付けられていない状況です。
2つ目は、「ストレス発散」です。イライラがたまっていると、発散のはけ口として盗み行為をすることがあります。原因として最も多いのが、このストレスです。
楽しい家庭を作ればストレスはなくなる
ストレスが原因でお金を盗んでいた場合、楽しい家庭を作ってストレスをなくすことが大切です。
そのためには、ゲームなどの子どもが好きなことに付き合ってあげましょう。ゲーム=悪と考えるのではなく、一緒に楽しむツールと考えることが大切です。
会話をすることで、ストレスが発散できる子もいます。子どもの求めていることが何かを、チェックしましょう。
家でストレスを解消することができるようになれば、お金を盗んで発散しようと思わなくなります。
盗むところを見つけ厳しく叱る
楽しい家庭づくりをしても盗みが続く場合、善悪が付けれていません。そこで、実際に盗むところを見つけて叱りましょう。
盗むところを見ていないのに叱ると、子どもは「自分は親から信用されていない」と感じます。そこで、盗む場面を見つけて伝えることが大切です。
このときは怒鳴って恐怖で伝えるのではなく、ダメな理由を冷静に伝えましょう。繰り返す場合は、次に同じことをしたら、どうするかを決めることも大切です。
なお、親子関係が悪いと、子どもは言うことを聞きません。良好な親子関係を日ごろから築いておくことも大切です。
本日のまとめ
お金を盗むという行動には、遊び感覚、ストレス発散、この2つの原因が考えられます。中でも多いのは、ストレスによるものです。
子どものイライラや不安な気持ちが発散できるよう、家庭では子どもの好きなことに付き合ってあげましょう。
明日ですが、「子どもの不登校が長期化する一番の原因」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!お金を盗む子どもに親がすべきこと
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