先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
私は小さいころから親に毎日怒鳴られてきました。毎日、「勉強しろ、こんな成績じゃ高校に行けない」と言われていました。
今ゲームに熱中し勉強しない子どもを見ると、イライラしてますがなんとか踏みとどまっています。
虐待まがいなことをされてきた自分が子育てしていいのか?いつか手を出してしまうのではないか?と思います。どのように気持ちをコントロールすればよいのでしょうか?
子どもは親の鏡です。親が受けてきた子育ては、つい同じように子どもにやってしまうこともあるでしょう。
そういった傾向があるにも関わらず、今回の相談者さんはそれを乗り越えていこうとしており、素晴らしいと感じました。
ただし、ついついイライラしてしまったり、手を出しそうになってしまったりすることもあるでしょう。
そこで本日は、こういったイライラをコントロールする方法をお伝えしていきます。実践していただければ、子育てが楽になるはずです。
目次
我慢出来ているのは素晴らしいこと
今回の相談者さんは「こんな自分が子育てしていいのか?」とおっしゃっていますが、もちろん大丈夫です。
虐待は連鎖しやすいと言われていますが、必ずしもそうなるとは限りません。むしろ、どこかで誰かが断ち切ることが大切です。
こうして私に相談するくらい真剣に向き合っているわけなので、きっとここで断ち切れると思います。
今後も自信を持って、子育てを行ってください。
大事なのは気持ちをコントロールすること
子育ては、思い通りにならないことばかりです。このとき、自分の気持ちをコントロールすることが大切です。
その際、最初に子どもに求めるレベルを下げましょう。「勉強して当たり前」と思っていたら、勉強をサボっているとイライラしますよね。
一方「元気に生きているだけで幸せ」と考えていれば、勉強していなくてもイライラすることはないでしょう。
すると子どもは親の愛情を感じることができ、家にいるだけでストレスがなくなります。その結果、ゲームをやる時間が少なくなってくるのです。
また自分の未来を前向きに考えられるようになるので、志望校や夢ができたり、目標に向かって勉強を頑張ることができたりするようになります。
親のストレスを甘く見てはダメ
次に、お父さんお母さんも定期的にストレスを解消するようにしましょう。ストレスがたまっていると、イライラしやすくなるからです。
子どもに優しくすることができれば、子どもも幸せになれます。そのため、親のストレス解消は子どものためでもあるのです。
定期的に運動したり、ショッピングに行ったり、友達とお茶したりするなど、楽しいイベントを入れるようにしましょう。
どうしてもイライラしたときは?
どうしてもイライラしそうになったら、その場から離れるようにしましょう。トイレに行く、別の部屋に行く、何でも大丈夫です。
人間の怒りのピークは、6~7秒しか続かないと言われています。少し時間を置くことで、冷静になれます。
イライラをコントロールできれば、良好な親子関係を築くことができ、親も子どもも毎日楽しく過ごすことができるでしょう。
本日のまとめ
子育てのイライラを抑えるには、子どもに求めるレベルを下げることが必要です。「元気に生きているだけで幸せ」と考えれば、子どもへのイライラも減ります。
また、親も定期的にストレスを解消しましょう。どうしてもイライラしそうなときは、その場から離れることで冷静に対応することができるようになります。
明日ですが、「学校を休んでテスト勉強するのはあり?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子育てのイライラを抑える方法
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