子どもの無気力・暴言・暴力に親が最初にすべきこと

男子中学生

先日、こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

息子は私立中に進学後、無気力、ゲーム、暴言、暴力が日に日に酷くなってます。

息子は王様のようになり、学校も部活も休むようになりました。正直手がつけられません。夫が今日単身赴任の可能性があると伝えてきました。

正直、私だけで支えられるのか不安です。何かアドバイスいただけないでしょうか。

子どもが暴力を振るうようになると、どうしていいか分からず不安になりますよね。

そこで今回は「子どもの無気力・暴言・暴力に親が最初にすべきこと」について解説しましょう。

間違った対応をすると、親子関係が悪化し、引きこもりや無気力につながります。お伝えすることを行っていただければ、お子さんの状況は改善するはずです。

子どもが暴れるときの対処法

暴力

暴力がある場合、いずれ誰かが怪我をします。お子さんが壁を殴って怪我をしたり、お母さんに手を出して大怪我になる可能性もあるでしょう。

そのため、まずは暴力を止めないといけません。お子さんが暴れたら、一旦その場から離れましょう。

暴れている時に親があれこれ言っても、さらに暴れるだけだからです。離れた上でお子さんが冷静になった時に、話し合いをしてください。

「暴れることは良くない」と伝え、「次に同じことをしたら、私の手ではあなたは止められないから警察を呼ぶ」と伝えましょう。

長期的に改善する方法

毅然とした対応

子どもが暴れる原因は、親子関係が悪いことと、暴れることは良くないことだと伝えられていないことです。

まずは、愛情バロメータを上げましょう。子どもの要求に、できるだけ応えることが大切です。

次に、暴言を吐く、言うことを聞いてくれなかったら暴れるなどの行動には、毅然とした対応をしましょう。

落ち着いている時に、思い通りにならなかったとき、暴れずにどのように対処するといいかを話し合うことも大切です。

第三者のサポートを入れた方がいい

警察

ただし、今回の相談者さんの場合、第三者のサポートを入れた方がいいでしょう。

お母さん一人では手に負えなくなっていますし、旦那さんも単身赴任になるからです。では、どこにサポートを頼むのか。

警察、児童相談所、学校の先生には状況を伝えておきましょう。

費用はかかりますが、公認心理師などの専門家の力を借りるのもいいです。

特にお子さんに発達障害の傾向がある場合などは、スムーズな対応ができるようにサポートしてもらえます。

本日のまとめ

愛情

子どもが暴れる場合、一旦その場を離れ、冷静になった時に話し合いをし、「次暴れたら警察を呼ぶ」と伝えましょう。

長期的には愛情バロメータを上げて親子関係を改善し、ダメな要求には毅然とした対応をすることが大切です。

また、第三者のサポート(警察、児童相談所、学校の先生、専門家)を入れることで、親自身の心も楽になります。

明日ですが、「失敗しない冬休みの宿題の進め方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもの無気力・暴言・暴力に親が最初にすべきこと

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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