「勉強しなさい」「早くお風呂に入りなさい」「部屋を片付けなさい」などのしなさい言葉、つい言っていませんか?
小学校低学年までなら、聞いてくれるかもしれません。しかし思春期の子どもは素直に聞いてくれず、反発してくることも増えるでしょう。
しかし、子どもが受け入れやすい言葉に変えていくことで、無駄にぶつかることがなくなります。
本日は、そんな声かけのテクニックを3つ紹介します。意識するだけで、子育てが楽になるはずです。
目次
子どもの挑戦心を伸ばす声かけ「ハードル下げ」
1つ目は、ハードルを下げて提案するという方法です。
たとえば、子どもが学校に行きたくないと言ったとき、「頑張って行きなさい」という声かけでは、なかなか行く気にはならないでしょう。
そうではなく「部活だけでも行ってみる?」「午前だけなら行けそう?」と難易度を低くしてみてください。丸一日学校に行くよりも、クリアしやすくなります。
他にも、「勉強しなさい」ではなく「5分だけやってみない?」と伝えた方が、行動に移しやすくなるでしょう。※不登校は、無理に行かせない方がいいケースもあります。
子どもを動かす声かけ「メリット説明」
2つ目は、子どもに何かをさせたいときに、メリットを伝える方法です。
たとえば、単に「勉強しなさい」と伝えるのではなく、「宿題がひと段落したら、休憩でケーキ食べない?」という感じです。
他にも「サボってないで体験入学行きなさい」ではなく、「体験入学の後、近くのラーメン屋に行かない?」というのもいいでしょう。
メリットがあれば、嫌なことも頑張れるようになるからです。ただし、子どもをコントロールしすぎるのは良くないので、使いすぎは禁物です。
考える力と決断力を伸ばす声かけ「質問」
3つ目は、子どもに考えさせる方法です。たとえば、テストの点数が下がったとき、子どもに何と言っていますか?
「勉強時間を増やしなさい」では、子どもも否定された気持ちになり、反発につながるでしょう。
そうではなく、「成績がいい子ってどのように勉強しているの?」「どうすれば挽回できるかな?」と子どもに考えさせるのです。
人に言われるよりも、自分で考えて決断した方が、行動につながります。
本日のまとめ
子どもへの声かけのときには、ハードルを下げた提案をすること、メリットを伝えること、質問をして考えさせること、これらのテクニックを意識しましょう。
子どもの気持ちが前向きになり、行動につながりやすくなります。無駄にぶつかることがなくなるでしょう。
明日ですが、「学校に行けない子どもの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもへの声かけは「言い換え」で上手くいく
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