理由がわからない不登校の解決法

不登校

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

娘(中3)が起立性調節障害になってから半年が経ち、今は無理をしなければ、早朝に起床したり、好きな事は行動を起こせるようになったりしていきました。

しかし学校生活に対しては前向きになれません。行きたくない理由は、漠然と不安だからという感じで、本人も分からないようです。

自ら学校生活や学習意欲が出てくるようになるには、どう接してあげたら良いでしょうか?

お子さんが漠然とした不安から、学校に行きたくないという気持ちを持つことってあると思います。

親としては何とか不安をなくし、学校について前向きに考えてもらいたいですよね。では、どうすればいいのか。

今回お伝えする3つのサポートを意識できれば、進路について親子で話し合ったり、勉強を頑張れるようになったりします。高校受験も成功できるはずです。

結論!行きたくなる理由を作ろう

友達

誰でも、学校に不安を感じることってあるでしょう。しかし、それ以上に目的があるからこそ、学校に行こうと思えるのです。

では、子どもが学校に行く目的とは何でしょうか。以前、西東京市が行った調査によると、

1位「友達」、2位「休み時間」、3位「クラブ活動」、4位「行事」、5位「授業以外のクラス活動」という結果だったそうです。

つまり、子どもが学校に行く主な目的は、友達や先生と関わることだということがわかります。

そのため、友達や先生との関係を良好にすることで、子どもが学校に行きたいと思うようになるといえるでしょう。

親がすべき3つのサポート

サポート

では、どうすれば、友達や先生との関係を良好にすることができるのか。次の3つを行ってみましょう。

1つ目は「先生に会う時間を作る」です。放課後に先生に会いに行く時間を作ったり、先生に訪問してもらったりするといいでしょう。

2つ目は「友達と遊ぶ時間を作る」です。友達と遊びに行ったり、家に遊びに来てもらったりすることで、学校へ気持ちが向くきっかけになります。

3つ目は「クラブ活動や塾に参加する」です。いきなり学校を頑張るのではなく、クラブや塾に参加して、友達との関係づくりを行うのもいいでしょう。

ただし、これらのことは、子どもの気持ちが乗らないときに無理やり進めると逆効果になります。注意しましょう。

夢や志望校を決めるのもおすすめ

夢

また、子どもが嫌がらなければ、将来の仕事や夢について話をしてみるのも良いでしょう。

将来の夢を叶えるために何が必要かを話し、志望校について考える機会を作ることができるからです。

行きたい高校が見つかれば、勉強をするために学校に行こうという気持ちが出てくるかもしれません。

ただし、無理に話を進めると、親子関係が悪くなる可能性があります。この場合は、まずは子どものしたい話をすることを意識しましょう。

本日のまとめ

登校する

漠然とした不安から、学校へ行きたくなくなることってよくあります。

子どもに自ら学校に行きたいと思ってもらうには、友達や先生との関係を良好にするといいでしょう。

先生や友達に会う時間を作ったり、クラブに参加するのもありです。子どもが嫌がらなければ、将来について話をするのもおすすめです。

明日ですが、「子どもが伸びる高校生の勉強やる気UP法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!理由がわからない不登校の解決法

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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