先日、こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高2男子。昔から褒めると怒るので、褒めて誘導ができません。自我が強いので周りを気にせず聞く耳は持ちません。
歯磨きお風呂といった生活習慣も、勉強もしません。スマホ依存がひどく、朝起きられず学校も休みがちです。
今回特別措置を講じてもらってギリギリ進級ができました。約束も守りません。
親子関係は悪くなく普通の会話はできます。簡単なお願い事も聞いてくれます。どうしたらいいのでしょうか。
親子関係は悪くないのに、生活習慣もスマホも改善できない。こういう状況は、つらいですよね。
そこで今回は「スマホ依存で崩れる生活を立て直す方法」をお伝えしましょう。
上手に対応することで、生活を立て直すことができます。親の働きかけが変われば、子どもとの関係も良くなっていくはずです。
子どもの状況とは?
相談者さんのお子さんは、普通の会話ができて簡単なお願いも聞いてくれます。
これだけ見ると、愛情バロメータはそれほど低くないといえるでしょう。
一方で、歯磨きやお風呂を昔から強く嫌がったり、自我が強くこだわりが強いという点が気になります。
これはASD(自閉スペクトラム症)などの、発達障害の特性と似ているからです。
小さい頃からこの状態が続いているなら、発達障害の検査を受けることをおすすめします。特性があった場合は専門のサポートを受けることで、状況を改善できるからです。
褒めると怒る理由
通常、褒められると子どもは喜びます。それでも怒る理由は大きく2つあります。1つ目は、条件をつけて褒めているパターンです。
親が求めることをやった時だけ褒めると、子どもは「親の言うことを聞いた時しか褒めてもらえない」と感じます。
すると褒めることが条件付きの愛になって、反発するようになります。2つ目は、褒めて誘導しようとしているパターンです。
高校生ともなると、自分を誘導しようとしていることに気づきます。いずれ、褒められるのを避けるようになるのです。
親がやるべきサポート
相談者さんの場合、人に迷惑をかける・人を傷つける・法律やルールに違反すること以外は、言いすぎない方がいいでしょう。
お風呂や歯磨きは、誰かに迷惑をかけているわけでも、法律に違反しているわけでもありません。いったん、言わなくていいです。
かわりに、子どもがお風呂に入りやすいようにしましょう。子どもが浴室を使いたい時間帯は、空けておくなどです。
全く入らない場合、強制ではなく「週何回なら入れそう?」と子どもの気持ちを聞いてみましょう。
こういった対応をすれば、愛情バロメータが上がるため、症状も改善してくるはずです。
本日のまとめ
小さい頃からこの状態が続いているなら、発達障害の検査を受けてみましょう。条件をつけずに純粋に褒め、誘導もやめることで関係が変わります。
親がやるべきことは最低限に絞り、子どもが動きやすい環境を整えてあげましょう。まずは、ここからです。
明日ですが、「過保護の子育てでうまくいく理由」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ






































































































































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