ゲーム依存になる子ども8つの特徴

スマホゲーム

最近の子どもたちは、なぜゲームやスマホ依存になってしまうのでしょうか?実は、8つの特徴に当てはまると、ゲームスマホ依存になりやすいというのがわかっています。

ある市町村で行った調査でわかった結果なのですが、非常に納得のいくデータなので、シェアしたいと思います。

この8つの特徴をなくしていけば、子どものゲーム依存やスマホ依存を減らすことができると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

寝屋川調査2005により依存しやすい子どもが発覚

男子

この調査とは、寝屋川調査2005というものです。今から約14年ほど前に行われた調査です。当時は、まだスマホが普及していなかったので、「ゲーム依存」の調査となっています。

今の時代だと、スマホ依存にも使えるデータだと思います。最初に、4つの特徴を紹介します。この特徴に当てはまる子は、スマホゲーム依存になりやすいです。

特徴1 男子

女の子よりも男の子の方が3.5倍ゲーム依存になりやすいです。ゲーム人口を見ると男の子の方が人口が多いので、この数字も納得できるデータだと思います。

特徴2 早い時期からゲームやスマホを始めている

小学校低学年以下からゲームをし始めた子と、それ以降から始めた子で比べた結果、早く始めた子の方が3.5倍ゲーム依存になりやすいです。

これはタバコも同じです。早い時期から始めた子の方が、依存傾向が強くなっています。

特徴3 多動性

多動性がある子の方が、5.7倍ゲーム依存になりやすいです。ただし、生まれつきのものもあるので、こちらの力でどうにかなるというものではないと思います。

特徴4 偏食

偏食の子の方が、いろいろなものを食べる子に比べ、4.2倍ゲーム依存になりやすいです。

次の2つの特徴がある子は特に注意する

孤立

学校生活を見た時、今から紹介する2つの特徴がある子は、ゲームスマホ依存になりやすいです。一度、学校の先生にこういった特徴があるか、聞いてみると良いです。

特徴5 集団生活が苦手

集団生活が苦手な子は、得意な子に比べ、2.5倍スマホゲーム依存になりやすいです。

友達付き合いが苦手になるので、外で遊ぶよりも家の中で遊ぶ方が楽なため、ゲーム依存になりやすくなります。

特徴6 孤立している3.3倍

学校で孤立している子は、友達がたくさんいる子に比べ、3.3倍スマホゲーム依存になりやすいです。

一緒に遊べる友達ができないと、毎日が楽しくないため、ゲーム依存やスマホ依存になりやすいです。

親の育て方でも、依存度が変わってくる

愛情不足

この調査で最も注目すべきは、このデータです。実は親の育て方によっても、子どもがゲームスマホ依存になるかどうか決まります。

特徴7 愛情不足

子どもは親からの愛情を感じないと、感じている子に比べ3.4倍スマホゲーム依存になりやすいです。

これは家庭が楽しくないと感じるため、仕方なく自分の部屋に引きこもってゲームやスマホに依存するからです。

特徴8 過保護(過干渉)2.8倍

過干渉で育てられている子は、そうではない子に比べ2.8倍スマホゲーム依存になりやすいです。

過干渉な子はイライラする・ストレスがたまるため、そのはけ口として、ゲームやスマホ依存になってしまいます。

なお、実物のデータでは、過保護という書き方をしていますが、今の言葉で言うと「過干渉」のことなので、過干渉という書き方にしています。

本日のまとめ

親子

このデータを見て、あなたはどのように感じましたか?男子、多動性などは生まれつきのものなので、変えることはできません。そこで、お父様やお母様に一番意識して欲しいのは、最後の2つです。

このデータからわかることは、愛情不足や過干渉をなくすことができれば、子どもがスマホゲーム依存になる確率を10分の1にできるからです。

実際に私も、日々たくさんの方々をサポートをしていると、これらのデータは納得できます。上記のポイントを気をつけていくだけで、子どものゲーム時間やスマホ時間は本当に減っていきます。

子どものスマホ依存やゲーム依存で悩んでいるお父様お母様は、過去のブログにも愛情不足をなくす方法や過干渉をやめる方法についても書いているので、参考にしていただければ幸いです。

明日ですが、「親は子どもの勉強に口出ししても良いのか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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