先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
スマホや、タブレットの使用時間を制限し、アプリを勝手にダウンロードできないようにしています。
娘はこれをひどく嫌がっていて、私を両親はコントロールしている、私にはプライバシーがないと思っています。
この部分で愛情バロメーターがあがりません。どうすればいいでしょうか?
悪質なサイトやスマホ依存をやめさせるために、制限をかけたり取り上げたりしている方も多いでしょう。
もちろん使用時間を決めたり、依存を治すことは子どもを守るために必要です。しかし制限の方法を間違えると、反発だけが増えて逆効果です。
本日お伝えする内容を意識していただければ、もめることなくルールを守らせることができるでしょう。お父さんお母さんも、子育てへの不安が解消できるはずです。
結論!強制は続かない
最初に大切なことをお伝えします。それは、親の一方的な強制では、子どもはルールを守れないということです。
今回の相談者さんの場合、親が規制していることに対し、子どもが納得していません。これでは、遅かれ早かれ、子どもはルールを破るでしょう。
スマホのルールを作ることは、悪いことではありません。ただ、親が一方的に決めたルールではなく、子どもが納得する形にすることが大切です。
子どもを信じられない理由
そもそも、なぜ制限をかけるのでしょうか?今回の相談者の方は、子どもを信じられていないからです。
子どもがルールを守ることができないと思っているから、強制しているのです。つまり根本的な原因は、「信頼できる親子関係がないこと」です。
そのため、まずは愛情バロメータを上げていきましょう。たとえば、子どもの好きなアプリや動画で、共通の話題をつくるのも効果的です。
子どもが喜ぶ会話ができれば、親子関係が良好になるでしょう。すると子どもも親のことを信頼し、はじめてルールを守ることができるのです。
ルールを決めるポイント
信頼できる親子関係ができたら、次にルールを決めていきましょう。ルールを決めるときは、必ず話し合って決めることが大切です。
たとえば今回は、使用時間に対して子どもが不満を持っています。これは、親が一方的にルールを決めているためでしょう。
親が21時にやめさせたくても、友達が23時までLINEをやっている場合、21時にやめるさせるのは難しいです。その場合、
- 遅くまでスマホを触ると、朝起きられなくなる
- だからどれだけ遅くとも、23時には絶対にやめること
- もし夜までスマホをやったことが理由で朝寝坊したり、宿題を忘れたりした場合は、再び21時に戻す
本日のまとめ
無理やりスマホの制限をしても、子どもは反発します。きちんと守れるようになるには、愛情バロメータを上げることが前提です。
その上で、ルールをつくりましょう。子どもと話し合いをして、お互いが納得いくルールをつくることが大切です。
明日ですが、「不登校の子のおすすめ就職先TOP5」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どものスマホには制限をかけるべき?
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