ご褒美を提示しても欲しいものがない場合

ご褒美

nblog1

↑ 道山はいま何位?

先日こんな相談をいただきました。
※プライバシー保護の関係で、
内容を一部変更しております。

うちの子はとても優しくて友達も多く、
部活も熱心ないい子です。
ただ勉強だけが、あまり…。

ご褒美作戦と欲しい物を
尋ねたのですが即答せず、
一カ月も経っています。
どうすればいいのでしょうか?

私が気にかけているのを
どう思っているのか
気持ちを話してくれないので、
どう対応していいのかわかりません。

子どものやる気を出させるとき、
目標とご褒美を提示するのが
大事なのですが、

これに反応してくれないのには、
主に2つの原因があります。

愛情バロメータが低く親を信用していない

愛情 おそらく今回相談をくれた方は、
こちらのケースに当てはまる可能性が
高いと思います。

 

私が気にかけているのを
どう思っているのか
気持ちを話してくれないので、

 

と書いてあるのですが、
なぜ子どもは親に気持ちを話さないのかというと

 

  • どうせ話しても理解してくれない
  • 親と会話をしようと思わない
 

のどちらかだからです。
一言で言うと「愛情バロメータが低い」
ということになります。

 

だからここをしっかり上げていくことが、
最初のステップになるわけです。

物を与えすぎて欲しいものがない

大量のプレゼント もう一つの理由は、
物を与えすぎているパターンです。

 

当たり前ですが、
子供が欲しいというものを全て、
親や祖父母が買ってあげていたら、

 

子どもは努力しなくても
欲しいものが手に入ると考えてしまうので
わざわざ勉強をしなくなります

 

この場合は一旦、
祖父母と相談をして、
物を買い与えすぎないように、
していかないといけません。

 

もちろんすぐに欲しいものができる
と言うことはないと思うのですが、
少し時間が経てばまた欲求が出てくるので
そのタイミングでご褒美を提示しましょう。

親が一緒に勉強すればそれだけでOK

親子会話
あと大前提として、
目標とご褒美の設定と言うのは、
やる気をさらに引き上げる方法です。

 

愛情バロメータが普通に高い状態で、
親のことが大好きな子どもであれば
「お母さんと一緒に勉強しようよ」
と言えば子どもは勉強します。

 

お子さんが小学校低学年くらいの時は、
わざわざご褒美と目標をあげなくても、
ある程度は勉強できましたよね?

 

これはその時はまだ、
愛情バロメータが高かったからなのです

 

ですので、
もし親子関係が良好と言う状況で、
ご褒美と目標に反応しなければ、

 

子どもと一緒に勉強をするようにする
と言う方法もありだと思います。

 

明日ですが、
「子どもに提出物を出させる方法」
というお話します。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

道山のブログを少しでも楽しんでいただけた場合は クリックをいただければとても嬉しいです 🙂

nblog1

↑ 道山はいま何位?

関連記事

  1. 中学生

    苦手な先生の対処法

  2. お金

    金遣いが荒い子どもへの対応方法

  3. 部活

    部活ばかりして勉強しない子のサポート法

  4. 受験

    不登校の子どもの高校受験戦略

  5. 喧嘩

    クラスの子と対立する子のサポート法

  6. 起きられない

    子どもが朝起きられない3つの原因

  7. 勉強

    7日で完成!中学校の復習ステップ

  8. 子供の関わり方

    親はどこまで子どもの勉強に関わるべきか?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP