先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
最近、娘の体臭が気になり始めました。遺伝的な面から見て、おそらくワキガかと思われます。
娘は小学生の頃にいじめを受けたことがあります。今後「ニオイ」が原因で再度いじめられるのではないか心配でなりません。
必要かつ有効であれば、手術も考えていこうと思っていますが、本人の年齢を考えて、また将来的な事を考えて、今すべき事についてアドバイスをいただけますと幸いです。
ワキガは、ワキが臭う病気です。汗をかきやすい夏場には特に、気になる人も多いのではないでしょうか。
お子さんの体臭に関することは、お父さんお母さんだからこそ心配してあげられます。そこで今回は、どういう対応をしていけば悩みが解決するかをお伝えします。
私は医者ではないので、治療法など専門的なことは言えません。子育て目線で、お子さんに何をしてあげるのがベストかをお伝えします。参考にしていただければ幸いです。
結論!皮膚科を受診させよう
最初に結論です。ワキガというのは一つの病気なので、皮膚科を受診させるようにしましょう。皮膚科の先生に相談してみて、手術が必要なら手術をする、必要ないのならしないという形でOKです。
手術すれば簡単に治る病気でもあるので、悩んでいる時間が非常にもったいないからです。早めの決断こそ、子どもの将来のためになります。
治してしまえば、「それが原因でいじめられるかもしれない」と不安になる必要もなくなくなります。まずは皮膚科を受診してから、考えるようにしましょう。
子どもに説明する2ステップ
問題は、ワキガを治したほうが良いということを、どのように子どもに伝えれば良いかということです。
このとき、大事なステップが2つあります。1つ目は、愛情バロメータを上げることです。
学校での話など、他愛もない話をしてくれるレベルまで愛情バロメータを上げましょう。それにより、親子の信頼関係が築け、話し合いができるようになります。
2つ目は、正直に言うことです。親がモジモジして言いづらそうにしていると、子どもはイライラしてきます。言いたいことがあるのならはっきり伝えましょう。
皮膚科を拒む場合の解決法
それでも、すんなりとはいかないのが思春期の子どもです。病院へ行くことを拒む場合もあるでしょう。
その場合は、愛情バロメータをさらに上げて、時間をかけて伝えることです。一回言って拒まれたら、次に言うまで2週間~1ヶ月はあけましょう。
それでもダメなら、友達から指摘されるのを待ちます。親がどれだけ言っても聞かないのなら、仕方ありません。臭いがきつければ、いつか周りの友達から言われます。
それをきっかけに、病院に行こうと思うかもしれません。お父さんお母さんは、そういうときに相談してもらえるように環境を整えて、待ってあげましょう。
本日のまとめ
子どものワキガは、悩んでいる時間が無駄です。皮膚科を受診して、手術が必要なら早めに手を打ちましょう。手術で簡単に治るものでもあるので、早く治したほうが子どものためだからです。
愛情バロメータを上げて、皮膚科に行くことを提案しましょう。拒まれたら、時間を空けて再度言うか、友達から指摘されるのを待ちましょう。
明日ですが、「高得点が取れる授業ノートの取り方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どものワキガ!どうする?
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