「もう、うちのは手に負えない」
「子育ては限界だから施設に入れたい」と子育てに限界を感じていませんか?
子どもがあまりに親の言うことを聞かないと、気持ち的に限界を感じ「もううちの子を育てるのは無理」と感じることがあります。
その結果、お寺や施設に入れたいと思うこともあるでしょう。では小学生や中学生のうちから、施設に入れると子どもはどうなるのでしょうか?
そこでこの記事では「子どもを施設などに入れた時に起きる変化と手に負えない子どものサポート方法」をまとめます。
この手順に従って子どもをサポートしていけば、子育てがちょっとだけ楽になると思います!その結果、子どもの問題行動もみるみる解決するでしょう。
目次
【大前提】子どもが問題行動を起こす本当の原因
「うちの子、手に負えない!」と思われる場合、おそらくお子さんが何らかの問題行動を起こしているのだと思います。例えば、
- 不登校で長い間学校に行かない
- 部屋から出てこない引きこもり状態
- タバコなどの非行をしていて親への反抗が酷い
- 親の言うことを聞かず、わがままばかり言う
親の愛情が子どもにしっかりと伝われば、子どもは親の言うことを聞きます。一方、どれだけ子どものことを考えて子育てをしても、子どもがそう感じなければ、子どもは愛情不足になります。
その結果、親に迷惑をかけようとわざと問題行動を起こすようになるのです。
悪いのは親だけではない!不登校や引きこもりが増えている理由
こういったお話を読むと「じゃあ手に負えない子供になったのは私のせい?」と思われるかもしれません。
しかし、悪いのは親だけではありません。なぜなら、私たちは「正しい子育ての仕方」を学校で学ぶことができないからです。
学校の授業に「子育て」というものがあり、しっかりとやり方を学んだにもかかわらず、子どもが問題行動をしているなら、原因は親にあると思います。
しかし、何もやり方を学んでいない状態でいきなり子育てを始めるわけです。誰でだって上手くいかないに決まっています。
つまり、子どもが問題行動を起こしてしまうのは、社会の影響もあるのです。その証拠に、現在不登校や引きこもりの数が歴史上で最も増えています。
>>中学生の不登校の原因と解決策はこちら
施設やお寺に入った小学生や中学生に起きる変化とは?
子供が手に負えなくなると、「施設やお寺に入れよう」と思われる方が増えます。もしかしたらあなたも、同じように考えてはいないでしょうか?
私は元々公立中学校で教師をしていた身です。実際に教え子が、施設などに入ってしまったケースもあります。
そういった子たちを見た結果言えることは、「施設やお寺に入っても、子どもの問題行動は変わらない」ということです。
確かに、施設やお寺に入ると、一時的に規則正しい生活をします。その結果、一時的には問題行動が収まります。
ただ、冒頭で述べたように子どもが問題行動を起こす本当の原因は「親の愛情がきちんと子どもに伝わっていない」ことです。
つまり、子どもが自宅に帰ってくると、再び愛情不足状態となるため、いずれ問題行動が再発してしまうのです。
子どもが自宅で暮らすことが普通である、小学生、中学生の段階で、施設やお寺に入れても、大きな改善は見られないということです。
手に負えないと感じたら、行うべき3つの対応法
では、子どもが手に負えないと思ったら、どういった対応をすればよいのでしょうか?以下の3つの方法から始めていくと良いでしょう。
ステップ①学校の先生とスクールカウンセラーに相談する
最初にやってほしいのは、学校の先生とスクールカウンセラーに相談することです。学校の先生に相談することで、先生の方から子どもに話をしてくれます。
先生との信頼関係ができていれば、それで子どもが落ち着くことがあります。また、スクールカウンセラーに相談することで、あなた自身の心が楽になります。
その結果、鬱で倒れてしまったり、精神的に参ってしまうことが無くなります。
ステップ②市役所と児童相談所に相談する
学校の先生やスクールカウンセラーに相談しても解決しない場合、次は市役所か児童相談所に話を聞いてもらいましょう。
学校との違いは、この2つは警察と連携していることです。子どもが自宅で暴れたりしたらすぐに駆けつけてくれます。
また、一度でも相談をしておけば、定期的に自宅に見回りに来てくれることもあります。何か起きる前に、一言相談しておくと良いでしょう。
ステップ③専門家に相談するか、全寮制フリースクールを検討する
私の経験上、学校や児童相談所に相談して解決できるのは全体の50%です。状態が重くなると、この2つだけではなかなか解決できません。
そこで、ステップ2まで行っても解決できない時は、専門家に相談しましょう。冒頭で述べたように、子どもが問題行動を起こす原因は子どもへの接し方です。
専門家に相談して、接し方を変えることで、子どもの問題行動が改善できるからです。もしこのプロセスを行っても解決できないなら、最後の手段として全寮制フリースクールを検討しましょう。
なお、どういった専門家に相談をすればよいのかわからない場合、一度私に状況を送ってください。私がアドバイスできるレベルならアドバイスしますし、難しければあなたの状況にあった専門家を紹介します。
>>年間3000組の親子をサポートする元中学校教師道山ケイへの相談はこちら
子どもが言うことを聞くようになる思春期の子育て法
子どもが、不登校、引きこもり、親に対する暴力や暴言など、どんな問題行動であっても、ステップ3まで実践すれば必ず解決できます。
その結果、手に負えなかった子どもが変わるので、子育てのストレスも軽減するでしょう。ただ、一つ注意することがあります。
それは、ステップ2までは無料でできることですが、ステップ3からは費用が掛かるということです。
私自身に相談する場合も、有料の場合は費用をいただいていますし、私以外の専門家に相談する場合も、通常1時間1~2万円ほどの相談料がかかります。
そこでおすすめなのが、私が現在無料で配信している「思春期の子育て講座」です。この講座では、思春期の子どもへの接し方を詳しく解説しています。
その通り実践していただければ、子どもの愛情不足が解決します。その結果、今抱えている子育ての悩みの9割は解決できます。
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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