子育てをしていく中で、親が良かれと思ってやったことが逆効果になってしまうことは意外と多いです。
そこで今回は、そんな「良かれと思ってやりがちなNGな子育て法」を、3つピックアップして紹介しましょう。
NGな方法を知っておけば、子育ての失敗を未然に防ぐことができます。お子さんと無駄にぶつかって、イライラすることもなくなるはずです。
求められていないのに手伝う
良かれと思ってやりがちなNGな子育て法の1つ目は、「求められていないのに手伝う」ことです。
たとえば、遅刻しそうだからといって、頼まれてもいないのに車で送っていくようなことはやめましょう。
また、部屋が汚れているからといって、勝手に片づけておくのもNGです。
求められていないことをすると、たいていおせっかいとなります。愛情バロメータが下がるので、注意しましょう。
求められていないのに助言をする
良かれと思ってやりがちなNGな子育て法の2つ目は、「求められていないのに助言をする」ことです。
勉強や部活などに対して、頼まれていないのに助言をすると、子どもが自分で考える機会を奪ってしまいます。
自分で考えて行動したいと思っている子どもも多いため、こうした助言も愛情バロメータを低下させがちです。
助言をするときは、子どもから「あのプレー、どうしたらもっと良くなるかな?」などと聞かれたタイミングでしましょう。
求められていないのに過去の自分と比べる
良かれと思ってやりがちなNGな子育て法の3つ目は、「求められていないのに過去の自分と比べる」ことです。
「お父さんがお前ぐらいの時にはな……」というような話は、子どもにとってはたいてい興味がないか、自慢話に聞こえています。
特に愛情バロメータが低い時は、親の昔の話をされれば、むしろその通りにはしたくないと思うでしょう。
こういった昔話も、子どもから「お父さんはどうしてたの?」などと、聞かれたときのみ答えるようにしましょう。
本日のまとめ
今回紹介したNG子育て法は、どれも「求められていないのに」何かをすることでした。
こういった「求められていない」ことを良かれと思って続けると、愛情バロメータが低下してしまうので注意しましょう。
明日ですが、「夫婦喧嘩が子どもに与える悪影響」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。