勉強はダラダラやっているだけでは成績は上がりません。ある程度勉強したら、集中して休憩するというメリハリをつけていくと、成績が上がっていきます。
では、どういう風に休憩すると最も勉強効率が上がるのでしょうか。実は「散歩」という方法を使うと成績が上がることがわかっています。
そこで本日は「散歩休憩を上手に活用して成績を上げる方法」を解説します。今、上手く休憩を取ることができていない子の場合、この方法を実践してみてください。
同じ勉強時間でも、成績が上がるスピードがかなり速くなるかと思います!
散歩をするだけで成績UP
2017年の話になるのですが、ニューサウスウェールズ大学というところで、「どういう休憩を取ると成績が上がるか」を調べる実験が行われました。
実験方法は、シンプルです。学生たちに、できるだけたくさん人の顔を覚えてもらいます。覚え終わった後、Aグループは、5分間散歩をさせます。
Bグループは、何もしません。その結果、散歩をしたグループは、男性が10%、女性が50%記憶力が上がっていました。
この結果からわかったことは、勉強した後、5分散歩休憩をするだけで、休憩前に覚えた内容がより深い知識になるということです。
血流が良くなるのが理由
なぜ散歩をしただけで記憶が上がったのでしょうか。様々な理由が考えられますが、散歩をしたことで血流が良くなったことが大きな理由だと考えられます。
長時間勉強したり、集中して物事を覚えたりすると、どうしても血流が悪くなります。すると脳に血が行かなり、頭がぼーっとしてきます。
勉強が終わった後に散歩をして体を動かすと、血流が良くなるので、頭に血が上るようになります。すると頭が活性化して、記憶力が良くなるのです。
さらに、散歩にはリフレッシュ効果もあります。5分間散歩をするだけで、体の疲れも取れます。結果的に、次の勉強の集中力も上がります。
勉強の休憩は散歩がベスト
この結果から、勉強の間に入れる休憩は散歩がベストと言うことがわかりました。実験では5分の散歩とありましたが、10分でも15分でも良いと思います。
間に休憩を入れるだけで勉強効率が格段に上がります。また、私自身の感覚にはなりますが、45分ぐらい勉強したら5分~10分散歩をして休憩を入れる方が良いです。
人によって 集中できる時間は違いますが、平均すると45分ぐらいで多くの子は集中力が下がってくるからです。
「45分ぐらい勉強したら、休憩を入れる目的で歩く」というリズムで進めていくようにしてみてください。
本日のまとめ
勉強の間に散歩を入れるだけで記憶力がアップするということが、大学の研究からわかっています。
今までお子さんが、長時間連続して勉強するタイプだった場合、今日から散歩休憩を実践してみてください。
ダラダラ勉強しても、体は疲れてしまい、内容が頭の中に入りません。
5分~10分で良いので、散歩をしてリフレッシュしながら次の勉強に取り掛かった方が、効率が良いです。
明日ですが、「テスト中にテンパる悩みの解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!休憩に散歩をするだけで成績UP
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