「どんな問題集が自分に合っているのかわからない」
「様々なタイプの問題集から何を選べば良いかわからない」
という悩みを持っていないでしょうか? 実は、高校受験対策の問題集には「明確な選び方」があります。
そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強をサポートしている道山ケイが、偏差値がグングン上がる問題集の選び方について解説します。
この方法で問題集を選べば、合格率は大きく上がると思うので、参考にしていただけると幸いです。
目次
結論!おすすめの高校受験対策問題集は人によって違う
最初に結論です。この後、いくつか高校受験対策のオススメの問題集を紹介しますが、あくまでも参考程度に考えてください。なぜなら、人によって使いやすい問題集が違うからです。
たとえばカラフルにまとまっているものが使いやすいと思っている子もいれば、白黒でもいいから解説が詳しいものがいいという子もいますよね?
厚いものよりも薄い方がやる気が出るという子もいるかもしれません。人によって「使いやすい」という感覚は違うのです。
もしかしたら、他のサイトには「この問題集が良い」とおすすめのものが掲載されているかもしれません。しかし、そこに書かれているものをそのまま買ってしまうと、絶対に失敗します。
問題集は、自分に合ったものを選ぶという考え方を持ったうえで、この後紹介するものをチェックいただき、最終的には書店に見に行って選ぶようにしましょう。
使いやすいものは、偏差値別で3段階に分けて考えるのがポイント
では、どのように問題集や参考書を選んでいけば良いのでしょうか。大事なのは、自分で目指している高校の偏差値にあった問題集を選んでいくことです。
たとえば偏差値45以下の高校を目指している場合、基本的には5教科が1冊にまとまっている問題集で十分です。あまり細かく書いてある問題集だと、最後まで終わらなくなってしまうからです。
問題集は繰り返し解くことで偏差値は上がっていくものなので、最低限覚える内容だけがまとまっている問題集を選ぶようにしましょう。
次に偏差値50前後の高校を目指している場合、5教科が1冊にまとまっている問題集だと、知識が足りなくなります。そこで、5教科がバラバラの問題集を選ぶようにしましょう。
バラバラになっている分、覚える量は3倍から4倍に増えてしまいますが、それだけ深い知識が身につきます。その結果、偏差値は上がりやすくなります。
偏差値55以上の高校目指す場合は、5教科別々の問題集+レベルの高い問題集を教科ごとに1冊ずつ用意しましょう。
このように、目指している高校の偏差値に合わせて、自分の使いやすい問題集を選ぶことで、志望校の合格率は大きく上がります。
最低限これだけは押さえよう!成績が上がりやすい2つのポイント
私はこれまでに、1万組以上の親子の勉強や受験をサポートしてきました。様々な子をサポートしていると、「こういう問題集を使っている子は偏差値が上がりやすい」という共通の項目があります。
今回は、その中でも特に大事な2つのポイントを紹介します。この2つを押さえて問題集を選ぶと、より偏差値が上がりやすくなります。
4割から6割解けるレベル
問題集を買ったがほとんど解けない、解けても1問だけしかわからないという問題集はおすすめできません。
なぜなら、「これもわからない。あれもわからない」となり、常に質問しないといけなくなるからです。この状態では、やる気が継続できないですよね。
一方、最初から全部解ける問題集だったらどうでしょう。その問題集に書いてある知識は既に知っている知識なので、問題を解く必要はないですよね。
この2つを考えると、やる気の維持と能力アップを両方満たせるレベルの問題集を使うことが大事です。私の感覚では、最初から4から6割ぐらいのレベルの参考書がこの基準に該当します。
わかりやすい解説がついている
問題集によっては、答えしか書かれていない問題集もあります。このタイプはおすすめできません。なぜなら、答えを見てわからなかった問題は、全て質問に行かないといけなくなるからです。
毎回先生に聞きに行っていたら、時間効率が悪くなりますよね。 そこで、解説が詳しい問題集を選ぶようにしましょう。ある程度解説を読むことで問題の解き方がわかれば、聞きに行く手間が省けます。
その結果、勉強効率がアップすると思います。
ここで紹介した2つの基準をもとに、問題集を選んでみてください。これだけで高校受験に合格しやすい問題集を選ぶことができると思います。
中学校から配布された問題集はアリ?
中学校から問題集が配布されるというケースもあると思います。この場合、配布された問題集を使って勉強していくか、追加で新しい問題集を買うか迷うと思います。
この場合、私の考えとしては、新しく買う必要はないです。もちろん問題集によって使いやすさは違いますが、基本的に書いてある内容は変わらないからです。
むしろ、配布された問題集が宿題になる場合、宿題をするだけでで1回問題集を解くことができます。すると、2回目の勉強が非常に楽になります。そういう場合は、学校から配布された問題集を使うべきだと思います。
一方、学校から配布された問題集が「受験勉強用に使いたかったら使ってね」と感じなら、その問題集と本屋に売っている問題集などいろいろ比べて、1番使いやすい問題集を使うと良いと思います。
学校から配布されているのでタダですが、使いやすいもので勉強を進めたほうが志望校の合格率は上がります。そのため、問題集にはお金をかけても良いと思います。
英単語と漢字がまとまった参考書は必ず購入しよう
なお、学校の問題集を使う場合であっても、英単語と漢字がまとまっている参考書は別途買った方が良いです。なぜならその2つに関しては、本屋で売っている問題集が使いやすいからです。
たとえば、英単語の場合は「高校入試出る順ターゲット中学英単語1800」という参考書が使いやすいです。
漢字の場合は、「高校入試出る順中学漢字スタートアップ基本漢字1400」がわかりやすいです。
この2つに関しては、わざわざ書店に行って選ばずそのままAmazonで購入しても、失敗することはないかと思います。
>>高校入試出る順ターゲット中学英単語1800はこちら
>>高校入試出る順中学漢字スタートアップ基本漢字1400はこちら
元教師が完全解説!人生が楽しくなる志望校の決め方はコレだ
今回お伝えした内容を意識して、高校受験の問題集を選んでいけば、偏差値が上がりやすいものが見つかるはずです。
ただ、志望校の決め方がわからない、行きたい高校が見つからないという悩みを持った子もいるでしょう。どこを目指して勉強すれば良いかわからない、なんとなく周りの声で志望校を決めているケースです。
この場合、どれだけいい問題集を使っても、志望校に合格することはできません。そこで次のページでは、将来の人生が楽しくなる志望校の決め方を紹介しました。
この方法で進めていけば、誰でも1日で志望校が見つかると思います。よかったらこちらも参考にしていただければ幸いです。
>>志望校の決め方と行きたい高校が見つからない悩みの解決法はこちら
また、いい問題集を使っても、勉強方法を間違えていたら合格率は上がりません。そこで次のページでは、私が教師時代、教え子の97%を志望校に合格させた勉強テクニックを解説しました。
頑張って勉強しているのに、なかなか偏差値が上がらないと悩んでいる場合、この方法で勉強してみてください。驚くほど簡単に、偏差値が上がるようになるはずです。
>>元教師が解説!グングン偏差値が上がる高校受験の勉強法はこちら
【必読】さらに効率よく志望校の合格率を上げたい場合は・・・
最後になりますが、現在私は、思春期の子どもとそのお父様お母様向けに、短期間で爆発的に成績が上がる方法を解説する勉強会を、全国で開催しています。
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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