← 道山はいま何位?
最近良くいただく相談の一つに、「うちは親子関係が良好で、
子どもは私の言うことをなんでも聞いてくれます。
にもかかわらず不登校状態が治りません」と言うものがあります。
これどうしてかわかりますか?
実は見せかけの親子関係になっているのが原因です。
条件付けの愛情の結末が見せかけの親子関係
見せかけの親子関係とは何かというと、
本当は親の事を信頼していないのに、
子どもが親のことを信頼しているようにふるまっている
という状態になります。
例えばあなたが今まで、
- テストの点が上がった時だけ褒める
- 親の言うことを聞いたときだけ褒める
すると子どもは親のことが信頼できなくなります。
つまり愛情バロメータが下がるわけです。
その結果不登校になります。
ただ子どもも馬鹿ではありません。
親と喧嘩をしてしまったら、
- 親が悲しい顔をする
ですので本当は親の事を信頼していないのに、
親に好かれようと思ってわざと話しかけたり、
親のそばに寄っていく行動をすることがあります。
これが見せかけの親子関係です。
本当に信頼できる関係を創るには無条件の愛情
ではこういったときはどうしたら良いのかと言うと、
無条件の愛情を与えるようにしてください。
例え勉強できなくても、例え学校を休んだとしても、
お子さんの事を愛し認めてあげるのです。
私のところには毎日たくさんの相談が来ます。
その多くが「子どもが勉強しない」と言うものです。
こんなとき私はまずは愛情バロメータを上げてください
とアドバイスをします。
その結果多くの方が一旦は納得してくれるのですが、
1か月くらい経つと、「道山先生に教えて頂いたように
愛情バロメータを上げたのですが、未だに勉強するようになりません。
もうすぐテストなのに」という相談が来ます。
これは結局、心の底から例え勉強できなくても
子どもの事を愛してあげるということが
できていない結果だと思います。
子どもの心は敏感です。
親が本当に無条件の愛情で言っている言葉なのか、
私から言われたから仕方なく言っている言葉なのか、
一瞬で見抜きます。
だからまずは、
- 例え子どもが勉強しなくても
- 例え学校に行かなくても
これが当たり前感覚になってこれば、
お子さんは家庭でのストレスが全てなくなるので、
自然に勉強を頑張ったり、
自然に学校に登校する意欲が出てくると思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
道山のブログを少しでも楽しんでいただけた場合は クリックをいただければとても嬉しいです 🙂
← 道山はいま何位?
この記事へのコメントはありません。