見せかけの親子関係に騙されるな

親子関係

nblog1 ← 道山はいま何位?

最近良くいただく相談の一つに、「うちは親子関係が良好で、
子どもは私の言うことをなんでも聞いてくれます。
にもかかわらず不登校状態が治りません」と言うものがあります。

これどうしてかわかりますか?
実は見せかけの親子関係になっているのが原因です。

条件付けの愛情の結末が見せかけの親子関係

不登校
見せかけの親子関係とは何かというと、
本当は親の事を信頼していないのに、
子どもが親のことを信頼しているようにふるまっている
という状態になります。

 

例えばあなたが今まで、

 
  • テストの点が上がった時だけ褒める
  • 親の言うことを聞いたときだけ褒める
という子育てをしてきたとします。

 

すると子どもは親のことが信頼できなくなります。
つまり愛情バロメータが下がるわけです。
その結果不登校になります。
ただ子どもも馬鹿ではありません。

 

親と喧嘩をしてしまったら、

 
  • 親が悲しい顔をする
ということは理解しています。

 

ですので本当は親の事を信頼していないのに、
親に好かれようと思ってわざと話しかけたり、
親のそばに寄っていく行動をすることがあります。
これが見せかけの親子関係です。

本当に信頼できる関係を創るには無条件の愛情


ではこういったときはどうしたら良いのかと言うと、
無条件の愛情を与えるようにしてください。
例え勉強できなくても、例え学校を休んだとしても、
お子さんの事を愛し認めてあげるのです

 

私のところには毎日たくさんの相談が来ます。
その多くが「子どもが勉強しない」と言うものです。
こんなとき私はまずは愛情バロメータを上げてください
とアドバイスをします。

 

その結果多くの方が一旦は納得してくれるのですが、
1か月くらい経つと、「道山先生に教えて頂いたように
愛情バロメータを上げたのですが、未だに勉強するようになりません。
もうすぐテストなのに」という相談が来ます。

 

これは結局、心の底から例え勉強できなくても
子どもの事を愛してあげるということが
できていない結果だと思います。
子どもの心は敏感です。

 

親が本当に無条件の愛情で言っている言葉なのか、
私から言われたから仕方なく言っている言葉なのか、
一瞬で見抜きます。

 

だからまずは、

 
  • 例え子どもが勉強しなくても
  • 例え学校に行かなくても
お子さんを愛してあげてください。

 

これが当たり前感覚になってこれば、
お子さんは家庭でのストレスが全てなくなるので、
自然に勉強を頑張ったり、
自然に学校に登校する意欲が出てくると思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

道山のブログを少しでも楽しんでいただけた場合は クリックをいただければとても嬉しいです 🙂

nblog1 ← 道山はいま何位?

 

関連記事

  1. イライラする

    ADHDの子にイライラするときは?

  2. 親子

    反抗的な子どもへのNG対応法3選

  3. 応援

    将来の夢は応援すべき?

  4. 叱る

    感情的に叱って良い時と悪い時とは?

  5. イライラ

    イライラをぶつけられた子供の末路

  6. 親子で勉強

    親が一緒に勉強するのはいい?悪い?

  7. 顔を手で覆う

    自分の顔に自信が持てない子どものサポート法

  8. 親子

    愛情を注いでも子どもが変わらない時は?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP