高校生のゲーム依存症の治し方

ゲームをする

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高校2年の息子です。ゲーム、スマホの終わりの区切りがなかなかつけられません。「今回のテストは点がとれそうにない」と、今から言います。

言い訳です。自分で限界を決めて言い訳をするところが目立ちます。そんな言葉にどう返したらよいのでしょうか?

口を出してはいけないと思っていますが、こちらがイライラしてしまいます。

子どもが勉強を全くせずに、ゲームに逃げてしまっている家庭って少なくありません。親としては不安になったり、イライラしたりしますよね。

そこで本日は、高校生のゲーム依存の治し方をお伝えします。実は、中学生と高校生では改善方法が異なります。

ここを意識しながら対応することで、子どもとの良好な関係をキープしながら、ゲームをやめさせることができるはずです。

中学生と高校生の子育ての違い

高校生

中学生と高校生では、対応が異なります。中学は義務教育なので、親が勉強のサポートをしたり、できる動機付けをしないといけません。

一方、高校は義務教育ではありません。そのため、無理に勉強させる必要はないのです。

とはいえ、親としては頑張って勉強してもらって、卒業してほしいですよね。そこで、高校生の親ができるサポートは2つあります。

親ができる2つのサポート

サポート

1つ目は、愛情バロメータUPです。親子関係が良くないと、子どもは家にいるだけでストレスがたまります。

そのため、自分の部屋でゲームに逃げることが多くなるでしょう。一方、親子関係が良好であれば、子どもは自然とリビングに出てきます。

ゲームを離れるきっかけができたり、親子で話す中で勉強や進路などの話ができたりするようになるでしょう。

2つ目は、求められたらサポートすることです。まずは「あなたが嫌なら勉強はしなくてもいい。でも高校では、赤点が続くと留年になるよ」

「退学になったら、転校するか働かないといけないよ」と、事実を伝えましょう。その後は、子どもに任せればいいです。

勉強を頑張りたいと言うなら、夜食を作って応援したり、必要に応じて家庭教師や塾を契約したりしましょう。子どもの求めるサポートをすることが大切です。

昼夜逆転生活になっているなら?

警察

子ども任せにするとはいえ、長時間のゲームの影響で体調を崩したり、昼夜逆転になったりするレベルであれば、やめさせなければいけません。

「このままでは、あなたの身体が心配。明日以降も夜中までゲームをやめられないなら、少しの間こっちで預かります」と伝えましょう。

ここで子どもが暴れるようであれば、警察を呼べばいいだけです。第三者の力を借りてでも、子どもの健康は守らなければいけないからです。

ここは毅然とした態度で、親として厳しく対応していきましょう。

本日のまとめ

愛情

高校は義務教育ではありません。無理に勉強させる必要もないでしょう。しかし、このまま勉強をしないとどうなるかの事実は伝えてください。

また日頃から愛情バロメータを上げておけば、勉強や進路などの話ができるようになるはずです。

明日ですが、「成績が上がる中学生の勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!高校生のゲーム依存症の治し方

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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