先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
今後の進路や不登校脱退を目指し思い切って引っ越しを、考えております。
希望高校に近いエリアを中心にいま物件を探していますが、最近見つけた物件を息子がかなり気に入っています。
中三の2学期に引っ越す際注意することがあれば教えてください。
引っ越しというのは、子どもの年齢がいくつであっても、子育てにおいて重要なターニングポイントになります。
そこで、お父様お母様がどのようなことを意識すれば、引っ越しをきっかけに良い学校生活になるかをお伝えします。
今後引っ越しを考えている場合、非常に役立つ内容になっているので、参考にしていただけると幸いです。
転校するかどうかでストレスが変わる
引越しというのは、どこの場所に移動するかによって、注意すべきポイントが変わります。例えば、校区内の引っ越しなら、学校が変わらないので、子どもはそこまでストレスを感じません。
しかし、校区外の引っ越しとなると学校が変わるので、友達関係を1から作りなおさないといけません。これは、子どもにとって大きなストレスです。
このように、引越しとひとえに言っても、転校がない校区内引っ越しと転校がある校区外引越しにより、意識すべきことは変わってきます。
ただ、仮に校区外引越しであっても、これからお伝えする手順を踏んでいただければ、子どものストレスを緩和させることができるので大丈夫です。
転校が伴う校区外引越し時の子どもサポート法
転校が伴う校区外引越しの際、お父様お母様にまずやっていただきたいのが、転校先の先生と話し合いをすることです。
これまでの学校での出来事や子どもの特徴を、転校先の先生にしっかり伝えておくことは、転校してからの子どもの過ごしやすさに直結するからです。
例えば、前の学校では子どもにADHDのような特徴があり、授業をじっと座って聞くことができなかったとします。
そのことを転校する学校の先生にあらかじめ伝えておけば、大きなトラブルや無駄なもめ事を未然に防ぐことができます。
しかし、先生がそのことを知らなければ、単に授業に対するやる気がないと判断されて、子どもは無駄に叱られる可能性が高いです。
酷い場合は、それが原因で友達からいじめられることもあります。そうならないために、きちんとお子さんの状況を伝えておきましょう。
家庭で気を付けること
学校の先生と話をするのは、転校するときの1度だけで済みますが、家庭での子どものケアは毎日行うことです。
家庭で子どもをケアするとき、いちばん意識していただきたいのは、転校後一ヶ月間は、いつも以上に注意して子どもの表情を見ることです。
最初の一ヶ月というのは、トラブルが起こりやすい時期だからです。なかなか友達ができない、先生と合わないなどの悩みが、いろいろ起こります。
子どもが悩みや不安を抱えているような表情をしているなら、放っておかずにまずは話を聞いてあげましょう。
その後必要であれば、担任の先生に相談して解決を促すことも大事です。単なるストレスなら、話を聞いてあげることで心のケアになります。
本日のまとめ
引っ越しを良いステップにするためにも、引っ越し前の準備は大切です。校区内の引っ越しなら特に気にすることはないですが、注意すべきは校区外への引っ越しです。
子どもの特徴や前の学校での出来事などを、あらかじめ転校先の先生に伝えておきましょう。それによって、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
また、転校して最初の一ヶ月はトラブルが起こりやすい時期なので、子どもの表情を注意深く見るようにしてください。
何か不安や悩みを抱えているような表情をしていたら、話をしっかり聞き、子どもの心のケアに努めると良いと思います。
明日ですが、「子ども向け!部活でレギュラーを取る方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!引越しの際、注意すること
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