先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3男子、親子関係なかなか良くなりません。会話がなくなってから3年以上。話しかけても返事がなく、返事があったとしても声が小さく聞こえなかった。
もう一回と言ってももう答えてくれず会話が成り立ちません。高校入試面接とても心配です。
「親子関係がなかなか改善しない」と悩んでいないでしょうか?今回は、親子関係を修復する3ステップをお伝えします。
実は、そんなに難しいことではありません。原因をチェックし、改善していくだけです。ほとんどの場合、この3ステップでうまくいくと思います。
親子関係が良くなれば、あなたの子育てのストレスもなくなります。参考にしていただければ幸いです。
ステップ1 家庭の雰囲気をよくしよう
親子関係を修復する最初のステップは、家庭の雰囲気を良くしていくことです。
今回の相談者さんのように親子関係が悪い状態が続いている場合、家庭内の雰囲気が悪くなっている可能性があります。
夫婦で悪口を言い合ったり、子どもの悩みを言い合ったりしていないでしょうか?親が疲れた表情をしていると、子どもは家にいるだけで疲れてしまいます。
夫婦喧嘩は外でするようにし、子どもの悩みはカウンセラーに相談しましょう。定期的にマッサージなどに行って、自分自身の疲れを取るのもおすすめです。
ステップ2 子どもの熱量+αで接する
親子関係がいい状態で、朝子どもに向かって全力で「おはよー」と言ったらどうでしょう。おそらく、「お母さん、今日も元気だね!笑」と返してくれますよね。
しかし、親子関係が非常に悪いときに言ったらどうでしょう。おそらく子どもは「うざい」と思うはずです。
このように、同じ言葉や言動でも、子どもとの関係によって反応が変わります。そこで大事なのが、子どもが受け止められる熱量+αで声をかけることです。
あまりに暗い顔で「おはよう」と言っても、家庭が明るくなりません。+αをすることが大切です。今回の相談者の場合、笑顔で冷静に「おはよう」くらいがベストな気がします。
ステップ3 子どもが喜ぶサポートを行う
今回の相談者さんの場合、子どもの話を聞いたり、一緒にゲームをしたりするのはたぶん無理です。そこで、子どもが喜ぶサポートって何かを考えてみましょう。
たとえば、夜食を用意しておくというのはどうでしょうか。手作りのご飯を嫌がるなら、菓子パンを買っておく形でもOKです。母親との話を嫌がるなら、父親に丸投げしても構いません。
子どもが嫌がることと、喜ぶことを考えて、喜ぶことを続けていくようにしましょう。この3つのステップで、これまでの親子関係に変化が出てくるはずです。
本日のまとめ
家庭の雰囲気を良くするため、夫婦喧嘩は外でするようにして子どもの悩みはカウンセラーに相談しましょう。家庭の雰囲気をよくすることが大切だからです。
朝は笑顔で冷静に「おはよう」と言いましょう。子どもの熱量+αを意識することが大切です。さらに、子どもが喜ぶことを考えてサポートしてあげましょう。
明日ですが、「保存版!男の子の子育て法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!親子関係を修復する3ステップ
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。