私は、教師時代からたくさんの本を読んできました。その大半は、子育てに関するものです。その中から「読んでないとマズイ」と思うレベルのものを3つ紹介します。
思春期の子どもがいる方はもちろん、幼少期の子どもがいる方にも役立つ本なので、何度も繰り返し読んでいただきたいです。
きっと、1ヶ月後、3か月後、1年後と経つにつれて、子どもが変わっていくはずです。今回紹介する2冊はロングセラー、1冊は少し前に発売されたものになります。
良い本に出合うことで、あなたの子育てと人生、さらにお子さんの人生がより良いものになれば幸いです。
7つの習慣
最初は7つの習慣です。スティーブンRコヴィー博士が書かれました。もう、このメルマガでも何度も紹介しているので、もしかしたらすでに読まれているかもしれません。
本の内容は、自分自身の中心を自覚することから始まります。子どものことだけ考えても仕事だけでもダメで、バランスが大事という話です。
また、自分が日頃関心を持っていることと、自分がコントロールできることの違いも解説されています。言い換えるなら、
- 子どもの人生:親にはコントロールできない。コントロールしようとすると、親子関係が悪化する
- 子どもへのふるまい方:自分でコントロール可能。いいふるまい方ができれば、親子関係がよくなる
子育てだけでなく、人生全般に役立つ内容です。
>>7つの習慣
過保護のススメ
2冊目は、過保護のススメです。児童精神科医、佐々木正美先生の著書になります。この本の内容は、小さいころにたくさん遊び、学びあった子のほうが将来勤勉な大人になるというものです。
遊ぶ時間を削って勉強させることは、子どもの人間性を育てることにはつながりません。また、わざとではない失敗には寛容になることが大事とも書かれています。
人のものを取るなど、してはいけないことについては厳しく叱ってOKです。ただ、不注意や失敗には「次から気をつけなよ」と言える心を、親が身につけましょう。
なお、こちらの書籍はすでに絶版となっています(もしかしたら、中古で買えるかもです)。
>>過保護のススメ
そこで佐々木先生の考え方は「子どもへのまなざし」という著書で学べますので、こちらもおすすめです。
>>子どもへのまなざし
賢い子になる子育てバイブル
3冊目は、賢い子になる子育てバイブルです。2020年に発売されたもので、脳の発達の専門家ジョンメディナが著者です。
この本には「脳は運動が好き」という内容があります。運動をすると、成績が上がるというメカニズムが書かれています。特に、親子で一緒に行う有酸素運動が脳に大きな影響を与えるそうです。
また、仕事の不平等にも触れています。専業主婦の仕事を時給に換算すると、年収1200万円ほどになるそうです。ほとんどの男性の収入より、多いことになります。
これを知っていると、夫から「誰のおかげで、飯が食えていると思うんだ」と言われたら、「あなたの年収はいくら?」と言い返すことができます。
※あくまでもたとえです。夫婦喧嘩になったら本末転倒なので、言い方には注意してください(笑)
このような、新たな価値観に出合える本です。どちらかというと、幼少期やこれから子どもを産む人向けの内容ですが参考になると思います。
>>賢い子になる子育てバイブル
本日のまとめ
スティーブンRコヴィー博士の「7つの習慣」は子育てだけでなく人生全般に役立つ内容です。ジョンメディナの「賢い子になる子育てバイブル」は幼少期の親向けです。
佐々木正美先生の「過保護のススメ」は、小さいころにたくさん遊んだ子のほうが勤勉な大人になるというものです。あなたの子育てに役立てていただければ幸いです。
明日ですが、「中3で子どもが不登校になったら?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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