子どもに幸せになってもらいたいと思うのは、親として当然です。実は、子どもが将来幸せな人間になるかどうかには、「ある法則」によって決まります。
この法則を知っているお父様お母様の子どもは、ほぼ間違いなく幸せになるからです。本日は、この法則をお伝えします。
お子さんの幸せな未来を作りたい場合、参考にしていただければ幸いです。
ドジョウの幸せと鮎の幸せ
ドジョウと鮎は、どちらも同じように水の中で暮らす生き物です。しかし、幸せを感じる環境が異なります。
ドジョウは、泥の中で生活するのが幸せです。キレイな水の中に入ると、死んでしまいます。
一方、鮎はキレイな水の中で生活するのが幸せです。汚い泥水の中に入ると、死んでしまいます。
つまり、同じ水の中で暮らす生活でも、ドジョウと鮎は幸せの定義がまったく違うのです。
これは人間にも言えることです。良い成績を取って有名な大学に入って大企業に就職するのが幸せな子もいれば、スポーツをがんばってその道で一流になるのが幸せな子もいます。
つまり、幸せの定義は子どもひとりずつ異なるものなのです。
子どもを幸せにする方程式
では、お子さんにとっての幸せとは、何でしょうか。これは、お子さんが無意識にやっている行動を見れば、分かります。
たとえば、学校から帰ってきてすぐに友達と遊びに行っているなら、友達と遊ぶことがいちばんの幸せです。この部分を、応援してあげればいいのです。
親が指示しなくても子どもが自らやることを応援してあげれば、子どもは幸せになります。これが、子どもを幸せにする方程式なのです。
ただ、このときに注意しなければいけないことがあります。それは、幸せの定義は日々変わるということです。
成長するに従って、楽しいと感じることは変化します。小学生の時はレゴブロックで遊ぶことが幸せだったとしても、中学生になるとサッカーに変わったりするのです。
また、親の幸せと子どもの幸せは違うので、親の価値観を押し付けないことも重要です。
親子関係を見れば幸せかどうかわかる
現時点で子どもが幸せかどうかは、親子関係を見れば分かります。
たとえば、子どもが今やりたいと思っていることを、親が心の底から応援していると、子どもは親のことが好きになります。
すると会話も増えるので、良好な親子関係になるからです。一方、子どものやりたいことに反対ばかりしていると、子どもは不幸せになります。
すると、会話も減り、親子関係もギクシャクしてくるのです。子どもが幸せかどうかは、親子関係を見ればすぐにわかってしまうわけです。
私は、子育てに関する多くの記事を配信していますが、「子どもがやりたいことを応援する」姿勢がない家庭の場合、何をやってもうまくいきません。
今の子どもの幸せを見極め、それを応援することができれば、子どもは何も言わなくても自分の進みたい道へ進んでいきます。
そのために、自ら努力(勉強を含む)もするので、子育てはとても楽になるでしょう。
本日のまとめ
子どもに幸せになってもらいたいと思ったら、まずは「幸せの定義は一人ひとり違う」ことを知っておきましょう。
親が指示しなくても、子どもが自ら行っていることは、その子が幸せに感じていることです。それを応援してあげれば、子どもは幸せな人生を歩めるようになります。
子どものやりたいことを応援してあげる姿勢があれば、将来辛いできごとがあっても乗り越えられます。きっと、充実した人生を送ることができるでしょう。
明日ですが、「学校から帰って寝てしまう悩みの解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが幸せな人間に育つ考え方
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