お金の使い方を知っているのと知らないのでは、人生が大きく変わります。ただ、お金の使い方について学校で教えてくれることはほとんどありません。
そこで今回は、私が思う、将来幸せになれるお金の使い方をお伝えします。よかったらお子さんにも伝えていただければ幸いです。
代表的な3つの使い方
お金に3つの使い方があります。消費、浪費、投資の3つです。消費は、生きるために必要な衣食住に関わることなので、削ることが難しいです。
浪費は、無駄金のことで、まったく着ていない服や使わない参考書がこれにあたります。投資は、将来何倍にもなって返ってくるものです。
浪費をなくして投資にたくさんお金を回せるかで、人生が変わってきます。まずはこの3つの使い方があるということを、お子さんに伝えてあげましょう。
小中学生がすべき3つの投資
では、小中学生の場合、どういったものに投資するのがいいのでしょうか。私は次の3つがいいと思いっています。
1つ目は、人間関係です。たとえば、お小遣いでお菓子やジュースを買う子は多いです。この費用は、健康のことを考えると浪費です。
しかし、友達と楽しい時間を過ごすために使うなら人間関係を作るための投資になります。
2つ目は、知識です。お小遣いで本やマンガを買う子も多いです。こういったものから何かを学ぶことができれば、購入費用は投資になります。
3つ目は、経験です。たとえば、サッカーが好きな子がサッカーの試合を見に行くために、2000円のチケットを買ったとします。
実際の臨場感や興奮が忘れられず「将来サッカー選手になる」という強い意志を得られれば、2000円が数万倍にもなって返ってくるかもしれません。
このように、人間関係、知識、経験の3つにお金を使うことで、お子さんの人生の充実度は大きく上がります。
友達にお金をあげるのは投資ではない
1つ注意していただきたいことがあります。それは、友達にお金をあげるのは投資ではないということです。
「何かおごって」と言ってくる友達がいると思います。その子に100円をあげて友達関係を維持しても、投資にはならないということです。
なぜなら、その子はお子さんと仲良くしたいのではなく、お子さんのお金に興味があるだけだからです。そのような相手は本当の友達とは言えません。
人間関係を作るために直接お金を渡すことは投資ではない、とお子さんに伝えましょう。
ただし、友達が本当に困っているときは、あげるつもりでお金を貸すのは悪くないと思います。私自身、高校生のときに困っていた友達に5万円をあげたことがあります。
結局その子は、2年かけて返してくれました。そして今でも友達です。親友が本当に困っているなら、あげるつもりでお小遣いを渡すのはいいでしょう。
とはいえ、お金の貸し借りについては人によって意見が異なります。私の考えが100%正しいわけではないので、親子で相談してみてください。
本日のまとめ
消費、浪費、投資のうち、投資にお金を使えるようになるとより良い人生が送れます。おすすめの投資は、人間関係、知識、経験です。
つまり、友達と楽しい時間を過ごすためのお菓子代、知識を得られるマンガや書籍代、将来の夢につながる経験のための費用です。可能であれば、こういったものにお金を使わせるといいでしょう。
明日ですが、「学校が怖い不登校の解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもに教えたいお金の使い方
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