出口先生は、元祖カリスマ講師で累計1300万部の著者でもあります。
今回は、YouTubeの対談企画として、出口先生に読解力をつける方法を聞いてみました。
>>YouTube対談
その時にお聞きした内容を私なりにまとめたので、参考にしていただければ幸いです。
目次
カリスマ講師出口汪先生とは?
まず、私と出口先生の出会いのきっかけは、出口先生が出版された「現代文のレベル別問題集」でした。
当時高校生だった私は、センター試験で現代文の点数が70点ほどで伸び悩んでいたのですが、出口先生の問題集のおかげで140点くらいまで点数がアップしたのです。
その結果、国立の教育大学に現役で合格し、夢だった教員になる道に進むことができました。出口先生には、今でもとても感謝しています。
そこで、今回出口先生に依頼し、読解力をつける方法をお聞きしたわけです。以下、出口先生からお聞きした内容になります。
なぜ国語に苦手意識を持ってしまうのか?
国語に苦手意識を持っている子の多くは、「勉強しても成果が出るか分からない」、「日本語だから勉強しなくても良い」と思っているから。
国語の先生というのは、最初から読解力のある人がほとんどなので、どうやって文章を読み取ったかを分析して伝えることができない。
闇雲に問題を解くのではなく、論理的に読んで問題を解くことが大事。
まずは国語の考え方(論理)を理解する
国語の問題を解くときに、国語の論理を理解しておくことが大切。
筆者は、不特定多数の読者に向けて文章を書いている。そのため、筋道を立てて書くしかない。
論理的に読んでいけば、問題が解けるようになっていく。このとき大事なのは、筆者の意識で読むこと。
無意識に主観を入れて読んでしまうと、筆者とは解釈が異なるため正解にたどり着けない。
次に初めてみる文章をたくさん解く
次に、初めて見る文章をたくさん解く。自分で問題集を買って、問題を解くことが大切です。
国語の場合、1冊の問題集を完璧にしたところで、同じ設問、同じ文章はもう二度と出てこない。
初めての文章でも、論理的に読み進められる力をつけることが重要。
最後に近代文学の歴史背景を理解する
最近の子どもは、文学作品よりもライトノベルを好む傾向にある。
しかし、入試問題では文学作品が1場面だけ切り取られて出てくる。
近代文学は、今とは違う時代に書かれているので、歴史背景を知らないと理解できないことがある。
どういう時代に書かれたかを知っておくと、理解が深まる。
読解力がつくおすすめの問題集
小学生は、「はじめての論理国語」がおすすめ
>>はじめての倫理国語
語彙力をつけるために「頭がよくなる漢字」もおすすめ
>>頭がよくなるかん字
中学生におすすめなのは、「システム中学国語」
>>システム中学国語
高校生は、「論理でわかる現代文」がおすすめ
>>論理でわかる現代文
細かいテクニックは、現代文と小学生(高学年)・中学生の国語の授業をYouTubeで無料配信している。
>>出口汪の学びチャンネル
問題集を見ながら、YouTubeで講義を聴いて解説を読めば、誰でも国語の成績は上がるはず。
本日のまとめ
読解力をつけるには、初めて見る文章をたくさん解くことが大切です。また、主観を入れずに筆者の意識で読みましょう。歴史背景を理解すると、内容が入ってきやすいです。
出口先生の国語の授業は、YouTubeでも無料配信しています。問題集と合わせて、音声講義も活用していただければ、誰でも読解力が身につくでしょう。
明日ですが、「子どもが親の言う事聞かない理由」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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