先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
昔から息子は片付けや整理整頓が苦手です。忘れ物や無くし物が多くて困っております。
この前通知表をいただいた際に、先生から「忘れ物が無くなれば成績がもう1段階良かった」と言われたそうです。
プリントの紛失や忘れ物で評価が下がるのはとてももったいないと思います。どうしたらいいでしょうか。
忘れ物は、学校に通っているうちだけでなく、社会人になってからも困ります。できれば忘れ物をなくしていくほうが、より良い人生を歩むことができるのです。
そこで今回は、誰でも簡単にできる「忘れ物をなくす方法」をお伝えします。ADHDの子どもも実践できるので、参考にしていただければ幸いです。
ADHDを理由にするな
今回の相談者さんは、ADHDなどの話は出ていません。ただ、私のところに忘れ物の相談をしてこられるお父さんお母さんの中には、ADHDが原因で忘れ物をすると思っている方が多いです。
たしかに、ADHDの特徴として忘れ物をしやすいというのはあります。ただ、工夫次第で忘れ物をなくすことは可能です。
実は、私自身も軽いADHDで、小学生のときは授業中に座っていることができませんでした。
でも大丈夫です。これからお伝えする工夫によって、私は中学校くらいまでには忘れ物をしなくなりました。その方法を紹介します。
忘れ物をなくす5つの工夫
1つ目は、手に書くことです。こうすることで、嫌でも目に入ってきます。2つ目は、靴にメモを入れておくことです。
家を出るまでに気づければ、忘れ物をしなくて済みます。3つ目は、友達に教えてもらうことです。LINEなどで知らせてもらうようにお願いしておきましょう。
4つ目は、スマホのアラームを設定しておくことです。私は、打ち合わせの15分前にアラームが鳴るように設定しています。5つ目は、前日に持っていくことです。
たとえば、水曜が締め切りの提出物を、水曜に持っていけなかったらもう間に合いません。そのため、早めの行動を心がけ、火曜までに提出するようにします。
親が手伝うのもあり
子どもが1人でできないうちは、親が手伝うのもアリです。子どもが忘れ物をしないために、お父さんお母さんも協力してあげましょう。
おすすめの方法は3つあります。1つ目は、冷蔵庫にプリントを貼ることです。それによって、大事な提出物の期限などを親も把握することができます。
2つ目は、先生に電話して確認することです。学校と家庭の連携によって、忘れ物は防げます。3つ目は、学校に届けることです。
親が持ってきたのであっても、期限に間に合っていれば基本的には問題ありません。届けられるのであれば、間に合うように届けてあげましょう。
本日のまとめ
ADHDであっても、忘れ物をしないようにすることは可能です。手に書く、靴にメモを入れる、友達に教えてもらう、アラームの設定、早めの行動で忘れ物を防げます。
1人でできないうちは、親に手伝ってもらってもOKです。冷蔵庫にプリントを貼ったり、親に届けてもらうことで、なんとか期限に間に合わせることができるでしょう。
明日ですが、「小学生の勉強法を完全解説します」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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