先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3男子、子どもが、友達の財布からお金をとってしまいました。とってないと言い張ってましたが、私に白状しました。
主人にはまだ子どもがとった事を伝えていません。これからどうしたらいいか、相手のご両親への謝罪、どうしたらいいか、わかりません。
子どもが友だちの財布からお金を盗んだ場合、対応方法が難しいと思います。そこで本日は、子どもが非行やトラブルを犯したときに親がすべきことをお伝えします。
お金を盗むのは犯罪です。そして未成年の場合、親にも責任があります。つまり、ここでの対応次第で、今後子どもが同じことを繰り返してしまうかが決まるのです。
子育ての大事な考え方がわかると思うので、参考にしていただければ幸いです。
親が叱る2つの視点
今回お子さんは、よくないことを2つしています。その点について、最初にしっかりと伝えましょう。
1つ目は、他人の財布からお金を盗んだことです。人のものを盗む行為は犯罪だと、厳しく伝えましょう。
2つ目は、嘘をついたことです。人間は誰でも失敗することはあります。ただ、嘘をついてはダメです。
正直さを失ったら人ではなくなるのだと、こちらもしっかりと伝えましょう。これが、最初のステップです。
学校の先生経由で謝罪しよう
次に、お金を盗んでしまった被害者の親に謝罪をしないといけません。相手の連絡先がわかれば、直接電話します。
難しければ、学校の先生に連絡して、謝罪と返金の場を作ってもらいましょう。そこで、親が涙を流して謝ることが大切です。
未成年の場合、親にも責任があるからです。涙を流して謝ることで、子どもにもことの重大さを伝えることができます。
なお、お金を盗む行為は犯罪です。相手が「許せないから、警察に言う」と言うなら、言ってもらった方がいいと思います。
そのほうが、さらにことの重大さに気付けるからです。親として、ここまではしっかりと対応しましょう。
繰り返しさせないためにできること
今回のトラブルの対応で、最も大事なことは「繰り返さないようにすること」です。では、なぜ子どもはお金を盗んだのでしょうか。
考えられる原因は3つあります。1つ目は、お小遣いが足りていないからです。少なすぎる場合は、親子で話し合いをしましょう。
2つ目は、イライラしているからです。イライラしていると、ストレス解消でお金などを盗むことがあります。
この場合、愛情バロメータを上げて、家でストレス解消できるようにしていきましょう。
3つ目は、たかられている可能性です。先輩などから、お金を盗んで来いと言われているかもしれません。
この場合、ある意味子ども自身も被害者です。先生と連携して、根本的な原因を解決しましょう。
本日のまとめ
最初に、人のものを盗む行為は犯罪であること、嘘をついたらダメだということを子どもに伝えましょう。次に、相手の連絡先がわかれば直接電話し、わからなければ先生経由で伝えてもらいます。
謝罪と返金の場を作ってもらい、そこで親が涙を流して謝罪することが大事です。お小遣いが足りない、イライラしている、たかられていると子どもはお金を盗みます。根本的な原因を解決しましょう。
明日ですが、「勉強ができる子になる親の習慣TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが友だちの財布からお金を盗んだら?
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