私は普段から「過干渉はダメ、過保護にしましょう」とお伝えしています。しかし「過保護の子育てで本当に大丈夫か?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、過保護の子育てをした子どもの特徴をお伝えしていきます。実は、多くの方が過保護の意味を勘違いしています。
今日の記事を読んでいただくと、過保護の子育ての良さわかります。子育ての不安もなくなるでしょう。今後の子育ての方向性もわかると思うので、ぜひ参考にしてみて下さい。
過保護と過干渉の違い
そもそも「過保護」とは、子どもの要求を聞きすぎることです。
たとえば「カレー作って」「イオン連れてって」「一緒にテレビ見よ」こういった子どもの要求をすべて聞くことです。
それと対照的なのが「過干渉」です。「過干渉」は、干渉しすぎてしまう事です。
「勉強しなさい」「早くお風呂に入りなさい」「靴は揃えて脱ぎなさい」「高校はA高校に行きなさい」など、子どもへ指示(干渉)しすぎる状態のことです。
過保護の子育てをすると子どもはどうなる?
過保護の子育てをすると、子どもは健やかに育ちます。子どもの要求を聞くことで、愛情バロメータが上がるからです。
親子関係がよくなるため、困ったことは親に相談してくれるようになります。そのため、いじめなどの問題が起きても、早急に解決につなげることができるでしょう。
また、親から愛されていると感じると「何かあっても親が守ってくれる」「自分は価値のある存在だ」という自信につながります。
その結果、様々なことに挑戦できるようになったり、テストや部活の大会などでも結果が出たりするのです。このように過保護の子育ては、いいこと尽くめなのです。
注意!聞いてダメな要求もある
ただし、聞いてはいけない要求もあります。たとえば「おい!部屋まで飯もってこい」と言われたら、どうでしょうか。親に対してそういった言葉を使うのは、おかしいですよね。
この場合、聞いてはいけません。「そういう言い方はおかしいよね?自分で取りに来なさい」と、毅然とした態度をとりましょう。また「夜3時までゲームしたい」という要求も聞いてはいけません。
許してしまうと昼夜逆転となり、体を壊すからです。「子どもが自然と持っている甘え」はできる限り聞いてあげる、「おかしな要求」には毅然とした態度で接することが大切です。
本日のまとめ
「過保護」とは、子どもの要求を聞きすぎることです。過保護の子育てをすると、親子関係がよくなり、自己肯定感が上がるなど、いいこと尽くめです。
過干渉との違いをしっかりと理解していただき、今後の子育てにお役立ていただければ幸いです。
明日ですが、「医学部合格を目指す子に親がすべきこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!最強の子育て法は「過保護」
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