お子さんって、自己肯定感は高いですか?これが高いと「自分は生きる価値がある人間だ」と思えるため、人生も上手くいくと信じることができます。
しかし自己肯定感が極端に下がると、「生きている意味がない」と思ってしまうこともあるので、注意が必要です。
そこで本日は「自己肯定感が高い子の親の特徴」について解説しましょう。同じことを意識すれば自己肯定感が上がります。
将来の夢や進みたい進路も、前向きに考えられるようになるはずです。
特徴1.他の子と比べない親
1つ目は、「他の子と比べない親」です。
「あなたは○○君と比べて頭が悪いね」などと他の子と比べる言い方をすると、自己肯定感が下がります。
一方、成績が悪くても「あなたにはあなたのいい所があるから大丈夫よ」と伝えていたら、子どもが自信をなくすことはないでしょう。
人間は誰でも、長所もあれば短所もあります。その子自身のいい所に目を向けて、言葉で伝えていくことが大切です。
特徴2.好きなことや得意なことをやらせる親
たとえば、サッカーは得意で野球は苦手な子がいるとします。この子に野球をやらせても、周りの子のように活躍ができません。自己肯定感も、下がってしまいます。
一方、得意なサッカーをやったらどうでしょうか。コーチから褒められたり、レギュラーになれたりします。「自分は上手い」と思うことができるため、自己肯定感も上がります。
また、今はそこまで得意ではなかったとしても、好きなことは能力が上がりやすいです。自ら勉強したり、練習したりすることができるからです。
そのため、子どもの好きなことや得意なことを積極的にやらせることで、自己肯定感も上がりやすくなるでしょう。
特徴3.小まめにいい所を褒める親
たとえば10点満点の小テストで、普段は3点の子が5点を取ったとします。この場合、なんと声かけますか?
「ようやく半分だから、次回はもう少し頑張れ」と言いたくなる気持ちもあるでしょう。
しかし自己肯定感が高い子の親は、「5点も取れたんだ、頑張ったね」と声をかけます。
3点から5点に上がったことに目を向けることで、子どもは「自分は5点も取れた」と自信を持つことができるからです。
すると自己肯定感が上がり、次も頑張ろうと思えるでしょう。
本日のまとめ
自己肯定感を上げる上で、他の子と比べないこと、好きなことや得意なことをやらせること、小まめにいい所を褒めることが効果的です。
子どものダメな所ばかりに目を向けるのではなく、長所や頑張ったところを褒めて認めてあげましょう。
明日ですが、「不登校の勉強の遅れを取り戻す方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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