先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2の息子です。学校の授業は寝ていて、朝は遅刻。夜までゲーム、You Tube。何か話せば『黙れ、死ね』等言い、母親を押し倒したり、
母親が泣く姿を見て、笑います。また、ヘアアイロンを当てようとしたり、物に当たり散らし、大声を出します。
シングルマザーで生活も苦しい中、心身共に疲れました。このままではいけないと思い声を掛けますが、息子にビクビクしています。
勉強も分からないのではないかと思います。どう子育てしたらよいのか、修復できるのかご相談させてください。
子どもの問題行動がひどく、大変な状況だと思います。ただ、確実に言えるのは、親のことが心の底から嫌いな子どもはいないということです。
つまり、何気ない親の言動が、子どもに問題行動をさせてしまっていると言えるでしょう。
そのため、次のチェック項目を見直してみてください。素直で可愛かった頃の昔の子どもに戻ってくれるはずです。
自分自身の状況をチェック
はじめに、自分自身の状況をチェックしましょう。親が精神的に参ってしまっていると、子育てでの解決が難しいからです。
この場合は全寮制フリースクールに入れて、一時的に子どもと距離をとるという選択がいいでしょう。
しかし、まだ頑張れそうな場合は、カウンセリングで自分の心の疲れを取りつつ、子育てを変えることで愛情バロメータを上げれば解決できます。
子どもがイライラする原因をなくそう
なぜ子どもは、こんなにイライラしているのでしょうか。これは、親が何かしらの言動をしてしまっているからです。
たとえば、暇さえあれば、勉強のことを言っていませんか?この場合、子どもはイライラして、反発するのは当然です。
また、話しかけるだけで子どもがイライラしている場合は、親のイメージが悪くなっています。
今は必要以上に話しかけないようにして、どういう言動で子どもがイライラしたのかをメモし、繰り返さないようにしましょう。
親のイメージをよくしよう
さらに、親のイメージがマイナスにならない接し方を行っていきましょう。たとえば、
- 笑顔で「おはよう」「おかえり」と挨拶する
- 子どもが好きな料理を作る
- 「ご飯できたよ」と伝えてそれ以上言わない
そしてイメージ回復後は、私が日頃からお伝えしている愛情バロメータUPのテクニックを行っていきましょう。
本日のまとめ
子どもの問題行動がひどく親が精神的に参ってしまっている場合は、一時的に子どもと距離をとった方がいいでしょう。
子育ての力で改善したい場合は、自分の心のケアをしながら、子どもが嫌がる言動をしないようにすることが大切です。
明日ですが、「愛情不足の女の子3つの特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!息子が怖い悩みの解決法
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