国立大学を目指す子のサポート法

大学受験

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

道山先生のお陰で、成果が実りつつあります。高2の息子が国立大学医学部を目指しています。ただ、まだ偏差値が足りません。

学費や家計のことを考え、自宅から通える大学が第1志望だと話してくれました。親として何をどのようにサポートして、本人は何から始めたらいいでしょうか?

今回の相談者さんのお子さんは、医学部合格という目標があります。子育てがうまくいくと、このように子どもは将来の夢や目標を持ってくれます。

子どもの夢や目標は、なんとか叶えてあげたいですよね。しかしお子さんが国立大学や医学部を目指している場合、勉強を頑張らないといけません。

そのとき、お父さまお母さまがやるべきサポート法をお伝えしていきます。きっと合格率が大きく上がるはずです。

子育ての基本的な考え

着替え

高校生の子どもに限らず、子育てには基本の流れがあります。一人でできるまではサポートをする、そして一人でできるようになったら徐々にサポートを減らすことです。

たとえば幼少期の子どもは一人で服を着られません。このときは、お父さんお母さんが着せてあげないといけません。しかし自分でできるようになれば、徐々に一人で着るようになるでしょう。

勉強も同じです。最初は一人で勉強できないので、親や家庭教師などが一緒にやることが必要です。一人で勉強できるようになったら、一緒にやる必要はなくなります。

このとき、最初から手伝わないと、子どもは何もできない状態です。その結果、自立が遅くなります。つまり、最初に手伝って、できるようになったら手を引くから、子どもは自立できるのです。

現在の子どもの状況

サポート

今回の相談者さんのお子さんは、目標が見つかっています。そして一人で勉強ができて、結果もいいそうです(高校のトップレベルの成績とのことです)。

医学部は高い偏差値が必要となるので、今はまだ足りていないとのことですが、実は親がやるべきことは9割完了している状態といえます。

今の時点で良好な親子関係ができており、子どもは夢に向かって努力し、結果を出すこともできているからです。

つまり、ここまできたら、求められたサポートだけするようにしましょう。

国立大学合格させるサポート法

夜食

では、求められたサポートとは具体的にはどのようなことでしょうか。1つ目は、心のケアです。医学部の受験は、難易度も高く大変なこともあるでしょう。

そこで、子どもの話を聞く、励ます、認めるなどをして、心の疲れを取ってあげましょう。夜食やおやつなどを作るのも効果的です。

2つ目は、勉強支援サポートです。相談者さんのお子さんは自立しているので、自分が必要なことが何かわかっていると思います。

おそらく「家庭教師をつけたい」「塾に入りたい」「問題集を購入したい」など、要望があるでしょう。このようなときは費用を捻出したり、代わりに購入してあげることが大切です。

3つ目は、志望校を調べる手伝いです。現時点で志望校を決めていても、変わることもあります。そのときは、条件に合う学校の資料を取り寄せてあげましょう。

志望校が変わることは、大きな問題ではありません。将来なりたい夢が叶えられる学校であれば、どこへ行っても大きな違いはないからです。

本日のまとめ

親子

「国立大学に入りたい」「医学部に入りたい」このように子ども自身が夢を持ち、それに向かって努力ができている場合、親がすべきことは9割完了しています。

子どもが求めてきたときには、心のケアをする、勉強の支援をする、志望校調べの手伝いをする、この3つのサポートを行いましょう。

これらのサポートができれば、自然に夢に向かって努力することができます。その結果、夢を叶えることができるはずです。

明日ですが、「プライドが高い子供の育て方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!国立大学を目指す子のサポート法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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