先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校に入学してみて息子は、なにもかもがいやだと言っています。息子のクラスは男子が少なすぎるからです。
本格的な授業はまだ始まっていませんが、盛りだくさんの授業量にやっていける自信がないと言っています。
毎日いやだいやだと言っているのを見ると苦しくなります。できるだけがんばれるようにサポートをしていきたいとは思っていますが、
もし適応できそうになかったら、どう対応していったら良いか教えてください。
目指していた志望校に進学したものの、いざ入ってみたら想像と違うということは、良く起こります。
こういった状態の時、親としてどのように子どもをサポートしたら良いのか?私なりのアドバイスをまとめます。
今後高校入試や大学入試を控えるお父様お母様は、この対応ができると子どもが不登校になり、人生を棒に振る前に早めの対策ができるようになります!
※また不登校についてはこちらの記事で詳しくまとめていますのでよかったら参考にしてみてください。
>>不登校の本当の原因について
無条件の愛を伝え1週間様子を見ることが大事
最初にやっていただきたいのは、無条件の愛情を伝えることです。お子さんにこう伝えてください。
「進学した高校が想像と違うことはよくあるよ。行きたくないなら無理に行く必要はない。お母さんと一緒に次の進路を考えよう」と。
頭から否定すると、子どもは不登校になってしまいます。一度気持ちを受け入れることが大事です。次にこう伝えてください。
「お母さんもこれからいろいろ探してみるから、とりあえず1週間だけ学校に行くのはどう?」と。
入学式で「この学校は無理そう」だと感じても、実際に行ってみると意外と頑張れそう!だと思うことはよくあるからです。
まずは1週間、できれば1か月ほど様子を見るのが大事です。
将来どうしたいのか子どもの気持ちを確認する
次にやるべきことは、今後どういった人生を歩みたいか、子どもの気持ちを確認することです。そもそも高校というのは、通過点にすぎません。人生のゴールではないのです。
- 今の時点でなりたい夢があるのか
- 大学には行きたいのか
- すぐに働いてお金を稼ぎたいのか
完璧にイメージができなくても、何かキーワードだけが見つかれば十分です。
次の対策を高校の先生と相談する
なんとなくでも将来の希望が聞けたら、それに向かって前進できる次の進路を、高校の先生と相談してください。
高校の先生は冷たい方が多いです。だから「無理ならやめるしかないです」といわれる可能性もあります。ただ、
- コース変更が可能かどうか
- 留学プログラムがあるかどうか
- どれくらい休むと退学になるのか
- 他の高校に転校できるかどうか
相手校の入学状況にもよりますが、転入することも可能なので、一度先生に相談されると良いと思います。
本日のまとめ
進学した高校が想像と違った場合、最初にすべきことは子どもの気持ちを受け入れることです。次に一旦は学校に通ってみることを勧めます。
それでも登校が難しそうなら、早い段階で高校の先生に相談をして、次の対策を進めていくことが大事になります。
この時、親の意思で決めるのではなく、子どもが将来どうしたいかを確認したうえで、次のステップを決めていくと良いと思います。
明日ですが、「読書の代わりにマンガはありか?」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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