最近ありがたいことに、たくさんの方が成果報告を送ってくださいます。今回紹介するのは、佐々木さん(仮名)です。
行き渋り、親に対する暴言や暴力などで悩んでいる方は、たくさんいらっしゃいます。佐々木さんもそうでした。
お子さんは幼少期から行き渋りがあり、子育てに大変苦労されてきたそうです。
しかし子育てを変えたところ、わずか4ヶ月で改善。行き渋り、暴言暴力がほとんどなくなり、笑顔が増えました。
佐々木さんが意識されたことを同じようにやっていただくだけで、子どもの問題行動がなくなります。子育てが楽になり、将来に希望を持つことができるはずです。
目次
親に包丁を向けるほど荒れた状態が4ヶ月で改善
佐々木さんは、お子さんが小学校5年生のときに私がオンラインで行っている「思春期の子育てプログラム」に参加してくださいました。
それまでの状況は、暴言、暴力、行き渋りがひどく、親に包丁を向けるということもあったそうです。
そんな状況でしたが、プログラムでお伝えしている子育て法を実践したところ、なんと次の日から変化がありました。子どもの笑顔が増えたそうです。
それから4か月後には、不登校や行き渋りが9割改善、暴力は一切なくなりました。
子どもの問題行動を改善するために親がやった4つのこと
なぜ佐々木さんは、短期間で問題行動を改善させることができたのでしょうか?佐々木さんが実践されたことを、4つお伝えします。
1つ目は、過干渉をやめました。怒鳴る、感情で叱るのをやめ、過保護に徹したそうです。これにより、子どものストレスが軽減しました。
2つ目は、リクエストを聞いたことです。好きなおやつを作る、一緒にYoutubeやボードゲームを楽しむ、マッサージをするなど、子どもの要求はできる限り聞いてあげたそうです。すると、愛情バロメータが上がりました。
3つ目は、否定せずに話を聞きいたことです。子どもの話は後回しにせず、楽しみながら聞き役に徹しました。これにより、子どもは悩みなどをおやにはなせるようになっています。
4つ目は、ゲームのルール設定をしました。子どもの自主性を考えるのが得意なお父さんが、子どもと話し合いをして守れるルールを決めたそうです。その結果、ゲーム依存になることを防げました。
この4つを行ったところ、子どもの表情が良くなり、行動が大きく改善されたのです。
子どもの意識ぶりや暴言がなくなるメカニズム
上記の子育てをすると、なぜ短期間で暴言や行き渋りを改善できるのでしょうか?実は子どもは、「自分の気持ちをわかってもらえない」という反発心から、わざと親を困らせるような態度をとります。
しかしやめてほしいことをやめ(過干渉をやめる)、やってほしいと思うことをやれば(過保護に接する)、反発する必要がなくなります。
今回の場合、過干渉で子育てをしていたことが子どもの反発心につながっていました。
これをやめ、子どもの要求を聞くことで、たった4ヶ月で子どもの問題行動が改善したのです。
親が変われば子どもも変わる
佐々木さん自身、お子さんが荒れていた時は精神状態が不安で将来を悲観してしまうこともあったそうです。
しかし完璧な子育てはないということを意識し、少しずつ頑張ってこられました。
今は不安ばかりで子育てが辛いと感じていた場合、一度佐々木さんがやったことを実践してみてください。
お父さんお母さんが子どもへの向き合い方を変えれば、必ず子どもは変わります。
明日ですが、「高校受験がうまくいかない親の特徴TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!行き渋りや暴言が9割改善した成果報告
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