先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
道山先生の指導のように、ご褒美作戦をやってみましたが、娘の答えは、どうせ無理だからイイや、と。
娘は本当に自分に自信が無く、本人いわく、小学2年から自分には自信が無くなったと。
確かに徒競走の時もビリになったらどうしようと心配してました。常に自信がなく。そんな場合はどのように対処すれば良いか、ありますでしょうか?
相談者さんのお子さんのように自信がない子って、最近増えています。親としてどう改善していけばいいか悩みますよね。
自信をつけるには、2つのステップが必要です。これをやっていただければ、どんな子でも必ず自信を持つことができます。
その結果、様々なことにチャレンジできる人間になるはずです。将来、社会で活躍するうえでも役立つと思います。
子どもが自信を持つメカニズム
子どもが自信を持つためには、2つの段階が必要です。まずは親から愛されること、次に成功体験を積むことです。
親から愛されているという実感があれば、たとえ失敗したとしても親が守ってくれると思えます。すなわち、根拠のない自信を持つようになるのです。
すると、いろいろなことに挑戦できるようになります。これが最初のステップです。次に、小さな成功体験を積んでいくことが必要です。
これができると、「次もきっとうまくいく」と思えるからです。さらなる自信につながっていきます。
まずは愛情バロメータをUP
親から愛されていると子どもが思うには、「愛情バロメータを上げる」ことが大切です。
そのためのいちばん簡単な方法は、子どもの要求を聞いてあげることです。
「服を買いに連れてって」「ハンバーグ食べたい」このような子どもの甘えには、できる限り応えてあげましょう。
ただし、「タバコを買って来い」「夜中出かけたい」このような無茶な要求は聞いてはいけません。ダメなことはダメと厳しく言うことも愛情です。
小さな成功体験を積ませよう
愛情バロメータが上がったら、小さな成功体験を積ませていきましょう。
今回の相談者さんは、ごほうび作戦をしても反応がなかったとのことでした。そこで大切なのは、目標のハードルは低くすることです。
たとえば、「次のテストで100点UP」という目標を作ると、最初からあきらめてしまいます。
そこで「次のテストで10点UP」「小テストで8点を取る」など、少し頑張れば達成できるレベルで設定しましょう。
こういった成功体験を積んでいくことで、少しずつ自信がわいてきます。もちろん、勉強ではなく、部活、習い事などでも大丈夫です。
他の分野の成功体験も、自信につながります。いろいろな経験をさせて、自信をつけさせていきましょう。
本日のまとめ
子どもが自信を持つためには、まずは親から愛されること、次に成功体験を積むことが必要です。
愛情バロメータを上げるためには、子どもの要求をできる限り聞いてあげましょう。
少し頑張れば達成できるレベルの目標を決め、小さな成功体験を積んでいけば、必ず自信はついてきます。
明後日ですが、「中高一貫校の不登校解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!自信がない子どもの治し方
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