先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2の娘は、最近SNSに自分の顔や体の一部を出し始め、そこに下ネタでリプライしてくる男性に返信したり、中には全裸の写真を送ってくる人もおり、
娘はそれを楽しんでいる様子です。この年齢でネット上の異性に興味を持つのは危険ですし何とか止めさせたいです。
思春期は、男の子女の子に限らず、性的なものに興味をもつ時期でもあります。
しかし、こういったSNSの危険性というのは、子どもは理解できていません。
親がしっかり対応しないと、事件に巻き込まれる可能性も出てきます。手遅れになる前に、今回の手順で危険性を伝えていきましょう。
興味本位か愛情バロメータの低下か
まずは子どもの行動が、愛情バロメータの低下によるものなのか、興味本位によるものなのかを見極めていきましょう。
愛情バロメータが低い場合、自分は愛されていない、親は自分に興味がないと感じます。
そのため、誰か他の人から愛してもらうために、知らない人であっても自分に興味を持ってくれた人と交流してしまうのです。
愛情バロメータが高くても、興味本位でやってしまうことがあります。思春期という年頃は、性に興味をもつ時期だからです。
前者の場合、愛情バロメータを上げないと解決しません。
子どもが性に興味を持っている場合は?
親子関係が良いのに、このような危険な行動をしている場合、同性の家族が危険性を伝えることが大切です。異性からだと、聞き入れにくい内容だからです。
「こういう事件に発展することもある」「すぐにブロックしないと危険」と、しっかりと伝えれば、子どもは理解してくれるでしょう。
しかし、その後もメッセージが続いているようなら、「明日以降も続けるなら、あなたを守るためにアカウントを消します」という対応をしましょう。
何かあってからでは遅いからです。放っておくと危険なことは、毅然とした態度でしっかり伝え、やめさせることが大切です。
親子関係が悪いと子どもは反発する
今回のケースは、いつ事件に発展してもおかしくないです。しかし親子関係が悪いと、子どもは親の言うことを聞いてくれません。
この場合、学校の先生や法務少年支援センターなどにも相談しつつ、早めに愛情バロメータを上げましょう。
事前に相談しておくことで、緊急時にサポートしてもらえるからです。なお、愛情バロメータをあげる方法はいろいろあります。
一番大事なことは「子どもの気持ちを理解する」ことです。子どもの要求をできる限り聞いていけば、上がっていきます。
本日のまとめ
SNSの危険性は、子どもはきちんと理解していません。親がしっかりと伝えないと、事件に巻き込まれてしまう可能性もあります。
親子関係が悪いと、子どもは親の話を聞いてくれません。早めに愛情バロメータを上げつつ、第三者機関に相談することが大切です。
明日ですが、「過干渉の子育てはなぜダメなのか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!どう伝える?SNSの危険性
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