お子さんが不登校だったり、別室登校をしていたりすると、受験がうまくいくのか不安になりますよね。
そこで本日は、別室登校から高校受験の合格をつかんだ今井さん(仮名)をご紹介します。
今井さんのお子さんがどのぐらいの成績だったのか、不登校から別室登校ができるようになった流れ、どうして受験がうまくいったのか、
この辺りを詳しく解説していきます。このサポート法を行っていただければ、今不登校だとしても受験は成功できます。
目次
今井さんの元々の状態
今井さんのお子さんは、中学1年生のときに不登校になりました。
お父さんお母さんともに「宿題はしたの?勉強しないの?」と子どもに頻繁に言っており、過干渉状態だったそうです。
そのため、子どもは「どうせ自分の気持ちはわかってもらえない」と投げやりになっていました。
そんなときに、クラスメイトに嫌なことを言われたのをきっかけで、不登校になったそうです。
ステップ1.愛情バロメータUP
不登校状態だったにも関わらず、なぜ高校受験に合格することができたのでしょうか。まず今井さんが意識したことは「愛情バロメータUP」です。
具体的には、お子さんのいいところをきちんと伝えたり、好きな食事を用意したりしました。
さらにお子さんの気持ちが落ちているときは、「お母さんはあなたの味方だよ」と声をかけ、子どもの気持ちに寄り添ったそうです。
その結果、子どもは笑顔が増えていき、何でも話せるような関係になりました。
ステップ2.勉強や学校面でのサポート
親子関係が良くなってくると、子どもから勉強や学校についての話をしてくるようになりました。そのときに今井さんは「別室登校」を提案しました。
登校のハードルを下げることで、無理なく学校に馴染むことができると考えたからです。実際に別室登校では人間関係もうまくいき、問題なく通うことができました。
さらに塾で定期テストや受験対策をしっかり行い、テストは別室で受けました。その結果、内申点はオール3をもらうことができたのです。
別室登校で出席日数を確保していたこと、提出物は期日を守って出していたこと、塾で学習を補っていたこと、
これらが内申点の確保につながり、受験への土台づくりとなりました。
ステップ3.子どもの意志を尊重する
進路について、もともとお子さんは「全日制高校」を希望していました。しかし学校の先生からは「通信制高校」を提案されたそうです。
そこで今井さんは、お子さんの意志を尊重し全日制への受験を応援しました。その結果、合格を勝ち取ることができたのです。
私が常日頃お伝えしている「子どもの意思を尊重する」を、しっかり実践してくださいました。
3年生の時に愛情バロメータもしっかり上がったため、現在も毎日登校し、充実した高校生活を送っています。
本日のまとめ
今井さんのように、別室登校からでも高校受験に合格し、再スタートを切ることはできます。
大切なことは、愛情バロメータを上げ、出席日数を確保することです。この2つができていれば、受験はうまくいきます。
明日ですが、「好奇心を伸ばす子育てをしよう」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!別室登校から高校受験に合格した成果報告
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