先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
兄弟二人とも不登校です。学校への反発が酷く、自分たちを理解しない親に不信感を抱いています。
愛情バロメータを上げようと食事や対応に努力していますが、一人の状態が良くなっても、足の引っ張り合いになり、今は一人を実家で見てもらっています。
ゲーム時間を増やすよう要求されます。こうなったのも産んだ親の責任だと言っています。私も精神的に疲れてしまいました。今後、どうしたら良いでしょうか?
子どもが2人とも不登校さらに、子どもから責められる状況では、精神的に疲れてしまいますよね。
こういった場合、自分ひとりで解決するのは難しくなります。そこで、今回お伝えする方法を試していただければ幸いです。
短期間で不登校が改善でき、子育ての悩みがなくなるはずです。親のストレスも、軽減できると思います。
悪いのは親だけではない
子どもの不登校、ゲーム、酷い反抗、こういった問題が重なると、すべて親が悪いように感じてしまう方がいます。
しかし、そうではありません。子育ては、親だけがするものではないからです。
本来であれば、地域の人、親戚、学校など、様々な人を巻き込んで行うのが正しい子育てなのです。
そのため、親だけではなく学校や地域などの全てに原因があるといえるでしょう。自分を責めすぎないことが大切です。
不登校解決3ステップ
ただ、すべて他のせいにしていては不登校は解決できません。親の働きかけも大切になります。そこで、次の3つのステップを行ってみてください。
はじめに良好な親子関係を作りましょう。これによって、学校に行くためのエネルギーが出てくるからです。
次に学校のトラブルの解決しましょう。問題がある状態では、学校に行けないからです。最後は、復学までのステップを小さくしましょう。
いきなり教室に戻るのではなく別室登校からはじめたり、まずは半日のみ登校したりなどです。子どものペースに合わせることが、大切でしょう。
精神的に疲れてしまったら?
ただし、上記の3ステップでは改善しないケースもあります。親が精神的に疲れてしまう場合です。今回の相談者さんも、このケースだと思います。
この場合、良好な親子関係を作るのが難しくなります。そこで、一時的に子どもと距離をとるといいでしょう。
親戚や全寮制フリースクールなどに一時的に預けることで、親が気持ちをリフレッシュさせて再スタートできるからです。
距離を取るのが難しい場合、まずはスクールカウンセラー、市の子育て相談などに相談しましょう。自分の心の疲れをとることが、親子関係を良くする上で大切です。
本日のまとめ
親が精神的に疲れてしまっている場合、親子関係を良好にすることが難しくなります。この場合、第三者の力を借りましょう。
全寮制フリースクールを検討したい場合、直接ご連絡いただければ、信頼できる施設や先生を紹介できます。一人で悩まないでくださいね。
明日ですが、「ゲームを取り上げると暴れる子の治し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの不登校に疲れてしまったら?
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